「パーマネント野ばら」(2010) | Baum 香り三昧 

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'13.01月より、卵巣ガン、腹膜播種
術後・転移再発により、がん性腹膜炎 →'14.08に、オストメイト
'16.03月に腸管破裂で末期がんとなり、4月から 在宅療養となりました
今度は、両足が 深部静脈血栓症
これからも、小さな愉しみをいっぱい見つけながら暮らしていきます☆


「パーマネント野ばら」
2010年製作 / 1時間40分

チェック: 人気漫画家・西原理恵子が大人の女性の
おかしくも切ない恋心を描き、大きな話題を呼んだ
同名漫画を映画化した恋物語。
田舎町の小さな美容室を舞台に、
男性に振り回されながらも「どんな恋でもないよりまし」と
たくましく生きる女性たちの恋模様を紡ぐ。
監督は、『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』の吉田大八。
ヒロインは、『Dolls ドールズ』以来
8年ぶりの主演作となる菅野美穂、
共演には江口洋介、小池栄子、池脇千鶴ら
豪華な顔ぶれがそろう。


ストーリー: 娘を連れて出戻ったなおこ(菅野美穂)と、

その母まさこ(夏木マリ)が営む町に

一つの美容室「パーマネント野ばら」。

町の女性たちは日々店に集ってはおしゃべりに興じ、

恋にまつわるさまざまな悩みや人には言えない

小さなうそを告白していた。

一方、なおこは高校時代の恩師

カシマ(江口洋介)と恋をしていたが、

その恋にもある秘密が隠されていた……。


バラ

原作の内容は全く知らずに観ました
再放送があれば、また見直してみたい作品です・・


海沿いの小さな田舎町ならではの
口の悪さなど、良くない雰囲気ばかりが強調されていて

最初からもう、これはなんだかイヤな感じで

好きな映画ではないなぁかなしい

見てられない、と実は がっかりしていましたsei

その中でも、小池栄子さんはいつも見事な演技力

コロコロと変わる生き生きとした表情、目の奥の力強い光

他を圧倒しますキラキラ

実力派の池脇千鶴さん、夏木マリさんも

しっかり脇を固めていました


なおこの友人たちも、どうにもならないほど

男運が悪かったりん~


なおこ(菅野美穂)自身も、

ももちゃん(娘)は大丈夫なのかと心配になるほど

いつも寂しげで、危なっかしいんだけど…

菅野美穂さんは、同性の私の目から見ても非常に可愛くてハート

映画の中でも、カシマ(江口洋介)からされるように

つい、チュッってしたくなります笑


『傷も街も嫌い。まともな人間は外にいって

ここに居るのは残りカスだけあせ』 という

なおこのセリフをそのまま受け取っていました・・・・1


それがラストになって、やっと謎が解けてそうか…。

なおこの友達や、町の人の温かさ、が分かったのでしたsei

なおこはラストでやっと現実に気付き

やっと娘と向き合うふたば

伏線はいっぱいあったのだと思います


途中、後ろ姿が見えなくなったり

怪訝な顔で見られたり

公衆電話で声が聞こえなかったり


電話ボックスでのシーンは切なかったな


なおこが昔、母が再婚しようとした時に

「あたしがいるからええやん」 そう言ったときと同じように

振り返ると、娘のももちゃんが目の前にいたのです花


この後、救われるのかな、幸せになれたのかなと

気になってしまいましたが


ラストシーンの、なおこの微笑を信じたいと思いますハート