7月30日14時より
松原市立天美小学校におきまして
主催
・松原市立天美小学校
・松原市立松原第五中学校
・松原市立天美西小学校
・松原市立四つ葉幼稚園
共催
・松原市立松原第五中学校区地域教育協議会

タイトル
【他の誰かになんてならなくていい。あなたはあなた。
だから素晴らしい。】

総勢50名を超える教員の皆様と一部保護者の皆様に講演をお届けさせて頂きました。

 

 

この場を作ってくださった粟田先生 は、
5月に行われた堺市講演会にご参加頂き、その場で

「絶対にうちの学校で話して欲しいです!」
「はい!もちろんです!」

と、熱い約束を交わしたその日がついに実現しました。

講演を聞いてくださった先生の中には
「間違いなく今日は、人生が変わる1日になった」

涙ながらにそう話してくださる方もいらっしゃって、
私も胸がいっぱいになりました。

 

 

講演後、粟田先生と日も落ちようとする廊下を
肩を並べて歩きながら、 

「本当によかったですね!」
そう笑顔を交わしながら歩いたのでした。

「主催者の皆さんがよく、織恵さんの講演を主催して良かったって

話されている気持ちがわかった気がします。本当に主催して良かった!」

そう太陽のような笑顔で話してくださる粟田先生。
そして粟田先生が繋いでくださった、

天美小学校支援級担当の7名の先生方との出会いも素晴らしかった。

 

 

お一人お一人が個を尊重しあい、
「この学校が、天美小学校の先生が大好き!!」
言葉通りのそんな気持ちが溢れていました。

もしも亮夏がまだ小学生だったなら、
間違いなく天美小学校へ転入させたい。

それほどまでに素晴らしい愛がいっぱいの天美小学校。
出会えて本当に幸せでした。

先生というお仕事は、
子どもたちの人生に直接関わられている大変尊いお仕事です。
そしてそんな先生もまた、1人の人間でもあります。

この時間が先生として、そして1人の人として、
少しでもより良い教育に,
そしてより人生を輝かせるために役立つ時間となりますように。。
そう祈っています。

最後に。
先生方との写真を撮ってくださったのは、他でもないめっちゃ親しみやすく

話しかけてくださった校長先生です✨
ありがとうございました。

また会いたくなる、素晴らしい先生方との出会いに
心から感謝申し上げます。

▶︎1年間に5714名へ講演を届ける

これが私がこの4月に掲げた目標です。

なぜなら日本は今、先進国7カ国の中、15〜39歳の死亡原因一位が自殺。これは日本だけです。

そして日本では今,1年間に5714名に1人の割合で自らの命を経っています。
対人・健康・経済。理由はさまざまでありますが、共通していること、

それは【未来への希望が見出せない】という事です。

私は私の講演を持って、引き続き生きる勇気,そして未来への希望を届けたい。

もしも私が1年間で5714名に講演を届けることができたとしたら、

そのうちの1人の命を救えるかもしれない。そう信じて講演を届けています。

でも、私1人ではとても届け切ることは難しい。
私の講演を一緒に届けてくださる主催者さんを募集しています。
私の講演は、講演を聞いてくださった皆様から

愛のバトンがどんどんと繋がっています。

 

本当にありがとうございます。
これからもお一人お一人主催者さんの想いと共に、

日本中へ生きる力を届けてゆきます。

三夜目の朗読はこちら🌙

 

16.20歳になったら家出て行って
25.1人旅したいねん
26.彼と私の合言葉
エピローグ あなたへ

 

 

 


……
 勇気を出して、当たって砕けるくらいの気持ちで、一度でいい。どんなことでもいい。自分の気持ちに従って素直に動いてみる。いつもと違うことをやってみる。「動く」「動かない」はもちろん自分で選択できる。いつも同じように動かなくてもいい。

 でもこの本と巡り会ってくださったのであれば、思い切って「動く」を選択してみませんか。

 人生を動かすのはあなた自身。
「いつかまた」そう思うなら「今、すぐに」。

あなたがあきらめていたことはなんですか。
あなたが迷っていることはなんですか。
あきらめなくてもいい方法は本当にありませんか。
………
「ピンヒールで車椅子を押す」
エピローグ「あなたへ」より
……
たくさんの皆様が「この本いいよ」とそれぞれの大切な人に伝えてくださった、そのおかげで、この本は私1人では届けることができなかったたくさんの皆様の手元へと届けることができました。

本当にありがとうございました。

私はこれからも、一生涯かけてこの本と共に、
日本中へ生きる力を、未来への希望を届けてゆきます。

私たちは、きっと自分が思っているより強いはずです。

こんなことで負ける私じゃない。
こんなところで腐る私じゃない。
いつまでも泣いてるだけの私じゃない。
私は、かわいそうなだけの私じゃない。

大丈夫、あなたはあなたが思うより100倍すごい!

この本がこれからもたくさんの人の人生を応援できますように。

1年間愛して頂きありがとうございました。
そしてこれからも「ピンヒールで車椅子を押す」をどうぞよろしくお願い致します。

最後に、出版、そして現在に至るまでこの本の周知にご尽力いただいているすばる舎の皆様、「いい本書いてね」とプロデュース頂きました永松 茂久さん。ありがとうございました。

 

YouTube情熱朗読 LIVEは、下記からご覧いただけます。

 

 

 

 

 

 

一人暮らしを始めて1週間と少し経った頃、
彼と2人で出かけた出先、彼の尿瓶がないことに気がついた。

尿瓶がないと、彼は外で排泄ができない。

彼の新居に戻って、排泄をさせる時間はないけれど
尿瓶を取りに帰る時間なら、なんとかありそうだった。

急いで車をUターンさせ、
彼の自宅へ車を走らせる。

「待ってて、すぐ戻るから」

彼を車の後部座席に残し、私は駆け出した。

息せききって、4階の彼の部屋に駆け込む。

ヘルパーさんが整えてくれている彼の新居は、
引っ越した時と同じくらい綺麗だ。

彼の寝室にかかっている、いつもの尿瓶バックに手を入れ、気がついた。

この尿瓶、洗ってない。

一人暮らしを始めた時、ヘルパーの皆さんへの共有事項として、
「必ず尿瓶は使用したら洗ってください。」
と伝えていた。

「もう一度共有しなくちゃ。」

私は新しい新品の尿瓶を押し入れから引っ張り出しながら、そう思った。

そして数時間後、彼の自宅へ送り届けた。

そこで今夜お世話になるヘルパーさんと合流した。

私は早速忘れないうちと、
「使用済みの尿瓶が洗われておらず、
カバンに入れっぱなしになっていました。
使用したら必ず洗って欲しいという事を再度ヘルパーの皆さんへ共有をお願いします。」とお伝えをした。

伝えながら、何かが私の中で燻っていた。
でもその時の私にはそれが何かは分からなかった。

そして次の日。

ふと明け方私は思った。

亮夏は、、、、、伝えて欲しかったのだろうか。と。

亮夏は、どう思っていたのだろう。

私はもしかして、大きな間違いをしたんじゃないか。

そう思うと居ても立っても居られず、
彼の家に駆け込んだ。

「亮夏、尿瓶の件やけど、あれもしかして本当は言ってほしくなかった?」

階段を駆け上がったからか、
私は肩で息を整えながら座位保持椅子に座る彼にたずねた。

彼は静かに私の目を見て、こう言った。

「言ってほしく、なかった」

と。

彼は、自分の暮らしを自分で作るために家を出た。
わかっていたはずなのに、
私は彼が、彼の暮らしを自ら作るきっかけを、土足で踏み込んで、壊してしまっていた。

「ごめん。」

彼に謝った。

彼は「うん」と静かに言った。

「聞かせて。もしもまた、私が何か気がついたことがあったら、亮夏には言っていいの?亮夏にも言わないほうがいいの?」

彼はすぐにこう答えた。
「言わないほうがいい」

「じゃあ、ヘルパーの皆さんが
気づかなかったらどうするの?」

「待つ。」

「待っても気がつかなかったら?」

きっと彼なら、こう言う。
その言葉を私は知っていたのに、聞かずにはいられなかった。

「伝える。」

「伝わらなかったら?」

「何回も、伝える」

ああ、そうだよね。
君ならそうゆうと思ったよ。

「ごめんね。出過ぎたことして、ごめん。」

 

 

亮夏に謝り、LINEグループを開いた。
ヘルパーの皆様へお詫びと共にこう打った。

「亮夏に謝りました。

皆様には引き続きお世話になりますが、どうぞよろしくお願いします。

初めての子供の送り出し、私も手探りの中本当に皆様に助けていただいております。

また亮夏本人も皆様と共に生きていこう、生きて行きたいと決めています。

どうぞ引き続き彼をよろしくお願いします。」

そう打って、携帯を閉じた。

子離れしてると思ってたけどなぁ。。
まだまだ、彼の親として甘かった。

彼のまっすぐな目を思い出しながら、小さく一つため息をついた。
 

 

 

そもそも亮さん、
なんで一人暮らししようって決めたん?

その3つの理由を聞いてみました。

そっかー、そーなんだ。
が、1位2位の理由。

3位の理由が、、、、笑

YouTube編集に元祖イキプロ動画編集者トミー
@tomohiro_osaka が帰ってきた!最高のコラボ動画😄

是非最後まで楽しみにご覧ください♡

YouTubeへは、こちらからご覧になっていただけます。
 

 

 

一位🥇
わかったふりをされること

わからないのに、わかったふりをされることが1番嫌です。何回聞いてもらってもいいので、みなさんがわかるまで遠慮なく聞いてください。

二位🥈
子ども扱いをされること

25歳の男性として関わってください。

三位🥉
決めつけられること

自分の考えがあります。
多分こうだろうと決めつけず、是非なんでも僕に聞いてください。

……
一説によると、
人と時間を共に過ごす上で長く共に過ごすコツは、

「何をされたら嬉しいか」以上に
「何をされたら嫌なのか」が、お互い共有しあえているかどうか、ということなんだそうです。

マイナスなことは本当は伝えたくないけれど、
せっかくご縁を頂いた皆様です。

できればずっと一緒に楽しく生きてゆけたら嬉しいから、
ちゃんとはじめに伝えておこう。

そう話し合い、お伝えすることにしました☺️