ジェンティルドンナの圧勝ぶりには、正直、恐れ入りました。速い馬場だったとはいえ、1000m通過ラップが59.1秒とオークスとしては速いラップで進み、ジェンティルドンナは上がり34.2でまとめました。2番目に速い上がりだったのは7着のハナズゴールで、35.2。これではこの世代の牝馬は太刀打ちできないでしょう。ブエナビスタの引退後を引き継げる牝馬の登場と見ていいのだと思います。秋以降も楽しみです。

2着はヴィルシーナ。ここが標準的な牝馬のレベルなのではないかと思います。悪い年に生まれて来てしまったものです。自在性の脚があり、展開に左右されない点が武器です。牝馬の春のクラシックを盛り上げた一頭であることは間違いなく、無事に夏を乗り越えて欲しいですね。常に一生懸命走る馬の様に見えるため、疲れをしっかりとって、万全の体制で望んで欲しいです。

3着はアイスフォーリス。この馬も比較的展開に左右されることなく走り来れる馬で、この先の牝馬路線で、重賞の一つ二つはきっと取れるでしょう。

一番人気のミッドサマーフェアは、いい位置取りで直線を向いたにもかかわらず、全く伸びずに惨敗でした。結果、故障を発生していることが判明しました。今年に入って六戦目でさすがに使い過ぎだったのでしょう。残念です。

秋はジェンティルドンナを中心に迫れる馬が出てこられるかどうか、春以降の新勢力を期待しましょう。