ちょっと難しい話にはなるけど…

興味がある方は是非読んでみてください^_^

ゴルフの下半身の動き方ってかなり複雑です。

なぜプロは、インパクトの形で手元が元の位置に戻ってきて、前傾角度が崩れずに↓の様な形なのか…


この時(球が当たる瞬間)の体重配分は、左側80、右側20です。

もっと言うと左足かかと80のうちの100%

右足のつま先に20うちの100%です。

この体重配分が、右足の股関節から左足の股関節への体重移動です。

よくゴルフは、右の股関節→左の股関節って聞いた事があると思いますが、それがこの事になります。

↓の様に左腕が一直線で、左側に壁がある感じです。


僕の理屈では、downスイングでクラブ(腕)、上半身、下半身の3つの動きが右側面で、シンクロ(同調)するからやし、特に下半身の重心移動の仕方にヒントがあります。

ほとんどのアマチュアの方は、このインパクト時に右足に重心が残ったまま、球をとらえてます。

色々な練習器具、色々な雑誌に載ってることはほとんど部分的な事ばかりやけど、どれもこれも正しい事を書いてます。

が、その部分と下半身の連動について説明してることって無いから皆、部分的な事だけをやると出来るんやけど、それを一連の流れにすると出来ないんですよね…

まずは、きちんとした上半身の動き方、クラブの動き方、下半身の動き方になってないからやし、それに右側面でシンクロする動きになって無いからです。

それを言うと難しい話にはなりますが、

プロは… やけど、右→右→左の重心移動になります。
(加速途中に球を捉えてるイメージ)

アマチュアの方は、右→左の重心移動になります。
(少なからずスウェーする動きの中で球を打ってるし、減速途中に球を捉えてるイメージ)

だからそもそもの身体の使い方、動き方、重心移動のやり方が絶対的に違います。

もっと言うと、上半身の使い方が出来てても、下半身の使い方が出来てなかったり、クラブ(腕)の使い方がまず出来てない方が多いです。

その動き方になって無いのに、部分的な事をやろうとするから出来ない訳で…

自分の感覚の中で大袈裟にやると、上半身の使い方、下半身の使い方、クラブ(腕)の使い方が出来てるとして…

1 (トップでしっかり割れが出来て、右の股関節に重心が80%の内8割乗る)


2(シンクロの動き)

※このタイミング、この形には、静止画にするとこうなるけど、クラブはムチを打ってる感覚やし、左腰は、後ろの人に引っ張られてるタイミングで3の動きを連動させてます。

その他、ここに複雑な色々な動きが交差してますが、要は右足を踏み込んでから打てる体制を作ってます。



3(右足を蹴って左側に加速)

特にこの2の動き方が凄く複雑で、、、

この大袈裟なイメージを持ったまま、連動させると↓の様な感じです。




でもこの動き方が、右→右→左になるコツやし、シンクロする動きになるし、スウェーする動きではないから、右足を蹴って、左に加速して振り抜く事が出来ます。

そのタイミングが合ってくると、後方から見ると、前傾角度が崩れず、オンプレーンにクラブが降りて来て、手の位置は元に戻って来て、アドレスの形に腰が入ってるインパクトになります。

2の動き方にならないと、もしくは近づかないと、左に加速して振り抜く動きにはなりません。

2の動きが入らないまま、左に加速して振り抜くと、左肘を抜いて振ってるか、胸が先に左に向いてしまうか、もしくは、クラブがカット軌道で入るか、下から入ってくるか…

結果、球が真っ直ぐ飛んで行く確率は下がるし、フォローで↓の形にはなりません。


右→左だけの動き方は、球に合わせに行くタイミングになるから、トッププロの様な、形にはまずならないし、そもそも加速じゃなくて、球に合わせに行ってしまう減速になってしまいます。

まだまだ自分自身もトッププロと比較をすると、クラブが下から入る為、腰の回転と右足の蹴りがかなり遅いですが、以前に比べると格段に球のブレが減り、だいたい思った所に球が打てる様になってきました。

で2の動きになる為にはトップできちんと右の股関節に乗って…

もっと言うと、きちんとしたテイクバックで…

テイクバックの段階でまず、上半身と下半身に割れがなければ、そもそも論、2の動き方になるタイミングになれません。

肩は回らないより回った方がいいですが、要は右股関節に乗ってて、割れが出来てるかどうか…

右足を踏み込んでから打つタイミングになれてるかどうかが非常に重要です!

だからそう言う動き方になって無くて、それなりに上手な人の動き方は、右→左の体重移動で、クラブが下から入って来て、右足に体重が残ったまま球をとらえてる動きの方がほとんどです。

だからプロの様に前のターフが取れる訳はありませんし、トップ、ダフリ、シャンク、チーピン…

色々な球が出てしまう身体とクラブの動き方になってしまってる訳です。

ただ、球に合わせて打つ感覚に物凄く優れているのか、そこそこ優れてるのか、優れていないのか…

な訳です。

今説明した動きになる為にはトレーニングも必要になってくるし、肩甲骨と股関節の可動域も広く無いと出来ませんがイメージさえ湧けば少しずつその形に近づいて来る事が出来ます。

簡単に言うと、少しでも今説明した動きになれる様に努力をするのか…

はたまた右→左の動きで下からクラブを入れてくる中で球に合わせる感覚を磨くのか…

ある意味ゴルフスイングってこの2つの形になってくるのかな?

右→左の動きだと、絶対的にインサイドアウトでクラブを下から入れてくる感じにならないと打てないし、右足に体重が残ったまま球をとらえてしまいがちで、インパクトの時には、左足つま先に重心がかかりすぎてしまう為に、左側に加速して振り抜く動きにはなってるようでなってません。

その中でオンプレーンに振ることは難しいし、左足つま先に重心がかかってる状態で前傾角度をキープするのは、不可能に近いかと思います。

右→右→左の動き方になるとクラブはオンプレーンに降ろしやすいのは間違いありません。

小さい頃からゴルフをやって来てた方は、downスイングの時に何かしらの絶対的な感覚があります。

その感覚が無い人は、難しい話にはなるけどこういう感覚でdownスイングを試して見てはいかがでしょうか?

僕は感覚が無いからこういう事、2のタイミング、同調する動きを各々がどういう動き方になれば合うのかをずーっと考えて今も取り組んでます。

だからボディートラックとフライトスコープが凄くわかりやすくて、買いました。

もしこの形に理屈ではわかるけど、出来ない方は、トップで、ギッコンバッタンになってたり、手だけで上げてたり、テイクバックのリズムを変えない限り難しいかもしれません。

もしくは、2の動きを逆算して、結果、トップがこうなった… と言う感覚にならないとダメかもしれません。

要はdownスイングからインパクトに行く時に、プロは、右足を踏み込んでから打ってる感覚です。

アマチュアの方は、左足を踏み込んでから打ってる感覚です。

ボディートラックに乗るとこの様な重心移動が本当によくわかります^_^



後は、フライトスコープで、スイング軌道を合わせる、クラブの動かし方を覚える…

映像を見なくても数字でスイングを作ると言うか、箇所、箇所にハマらず動きの中でスイングを考えて見てはいかがでしょうか…

各々の使い方がある程度、出来てる人は、切返しのタイミング、クラブの動かし方をこんな感じで試してみるのも1つの方法です。

各々の使い方が出来てない人は、まず各々の使い方を覚えるべきかと思います。

なかなか難しい話にはなりましたが、高橋式シンクロ振り子回転運動とはこんな感じです。