民主党政権ではないが、我が家も予算のムダを徹底的に省くことにした。
景気が悪くて、不透明感が増しているからである。
今まで昼食はたいてい外食をしていたが、これを直ちにやめ、弁当にする。
景気低迷で不透明感が増しているとの認識を共有するに至った妻の熊子も早起きして弁当作りに勤しんでくれている。
これで当面、我が家は安泰だろう。
といって気になるのは、これまで僕が外食することで一定の実入りを得ていた外食産業への影響である。
当然、その分実入りがなくなるのだから、売り上げが減る。
売り上げが減れば従業員を雇えなくなり、雇い続けても給料を減らす。
給料が減った従業員はやはり外食などはこれを控えるばかりか、出費を切り詰める。
どこから切り詰めるってやはりレンタルビデオとか本とかまあそのへんだろうか。
そうなるとビデオ業界は多大な影響を受け、女優に多くの給金を払えないから安いカネでブスを雇う、そんなのを見たい人は余程のマニアに限られるので、売り上げはさらに落ちる。
えええ? そうなると、何? 僕が外食をやめ弁当にしただけで、こんなに影響が拡大するのである。
回り回って結局、僕ら家族の首を絞めて生活は苦しくなる一方なのである。
デフレスパイラルとはよく言ったものだ。
では、じゃあ、従来どおり外食を続け、しかももっとお高級なもの、300gで8万円のステーキを毎日食べるなどして景気刺激を行えばいいかというと、そんなわけにもいかないのは直ちに家計が破綻するのが目に見えているからである。
ここが思案のしどころである。