休日を利用して、妻の熊子とアカチャンホンポのマタニティ・スクールへ行ってきた。
熊子に
「沐浴の仕方を教えてくれるので、出て欲しい」
と請われ、二つ返事で了承した。
子育ては極力協力したいし、どんなものか興味もあった。
午前の部に予約して、厚別の同店を訪ねると、今春に出産を控えたカップルが計10組。
この手の教室の常で、僕も含めていささか緊張の面持ちで教室がスタートした。
指導してくれるのは年輩の助産師さんである。
「それでは自己紹介を兼ねて、期待や不安があればおっしゃってください」
九州で里帰り出産するのが不安、女の子だと分かったがうちの家系は男ばかりなので大丈夫か、といった不安の一方で、これから生まれてくるのが楽しみで仕方ないといった喜びの声も。
で、隣にいる熊子が
「出産してから車で4時間の私の実家に帰るが、その間が心配です」
と真面目に話し、先生から「30分おきくらいに休憩を取ってあげれば大丈夫です」とアドバイスされていた。
いよいよ僕の番。
ここは軽く笑いが欲しいと思い
「出産費用が足りるかどうか心配です」
と言ってみた。
方々で小さな笑い声が起きたが、先生がすぐに
「国から35万円が出るから出産費用に関してはほとんど心配する必要はないのじゃないかしら。今後は38万円が出るんだけど、このうち3万円については……」
と真面目にアドバイスをするものだから、困ったのは僕の方である。
後から熊子に
「あれじゃあ、ただの貧乏なカップルみたいじゃない」
と窘められた。
それから赤子のダミー人形を使って沐浴の訓練を受けた。
要領を得ず、なかなか難しい。
まあ馴れるしかないだろう。
ちなみに写真は8kgの腰巻を付けての妊婦体験。
こりゃ大変だわ。
