M-1予選の案内状が届いた。


札幌市内のターミナルプラザことにPATOSで行われる。


先月申し込みをしていたのだ。


コンビ名は「フラッシュバック」である。


僕らの漫才を観覧後に何度も思い出してもらえるようにという願いを込めて命名した。


結論から言うと、相方のHの都合がつかず、キャンセルすることに。


まあ、僕も妊娠のごたごたでとても練習に打ち込める状況ではなかったので仕方ない。


案内状には


「キャンセルする場合は事前に06-××××-××××までお電話ください」


とある。


キャンセルをしなかったために、後でエントリーフィーの2,000円を徴収されるのも詰まらないので、今日の昼休みに電話を入れた。


すぐに女の人が出た。


「M-1オートバックスグランプリ2008事務局です」


「あの……キャンセルしたいんですけど」


「コンビ名は?」


「フ、フラッシュバックです」


「フラッシュバックですね。少々お待ち下さい」


電話の向こうから、キーボードを打ち込む音が聴こえてくる。


「キャンセルの取り消しは出来ませんが、よろしいですね?」


「はい」


コンビ名を言う瞬間がとても恥ずかしかった。


まあ、フラッシュバックならいい方で、「チェリーボーイ」とか「ちんぽびんびん」とかだったら、キャンセルの電話をしていなかったと思う。


来年こそ出場しよう。