つい今しがた仕事先の役所での出来事。


8階からエレベーターに乗ろうとボタンを押そうとしたところ、1階にあった籠が丁度上ってくるところであった。


はははラッキーって喜んだのも束の間、2階で止まってしまった。


今度は矢印が下向きになる。


ややあって1階で止まった。


どういうことかというと、2階にいた奴が1階にあった籠を呼んで乗り込み、1階へ行ったのである。


「歩け、馬鹿」


思わず毒づいた。


階段を使うことが困難なくらい重い荷物を抱えていた可能性もあるが、荷物用エレベーターは別に設備されている。


つまり、常人がたった1階下るためにエレベーターを使った可能性が大なのである。


なんちゅう利己主義の鈍ら者か。


最近は役所に限らず民間でも近い階へ行く際はなるべくエレベーターを使用しないよう啓発している。


職員の健康維持・増進のためもあるだろうが、電気使用量を抑制して地球温暖化を阻止するという誠に崇高な目的を実現するためである。


そういう世界を挙げて取り組むべき大目標を無視ないし軽視して、自分さえ楽が出来ればいいと安易にエレベータに頼るのは人道に背く腐った猿野郎の所為である。


この手前勝手なエレベーターの往復で、恐らく地球の温度は0.2度くらい上昇したと推測される。


どう責任を取るのだ。


なんて立腹してふるふるしていたら、じきにエレベーターがやってきた。


9階のボタンを押して上ったら、げっつい楽だった。