支持率低迷に喘ぐ安倍首相が、お笑いにも挑戦しているようだ。
朝日新聞社発行の月刊誌「論座」2月号で、就任から約1ヵ月間の「ぶら下がり」(記者と取材対象者が立ち止まって質疑を交わすこと)の一部を20ページにわたって紹介している。
のだが、12月12日にこんな面白いやり取りがあった。
長いが全文引用する。
ご存知の方もいるかもしれないが、お付き合い願います。
(引用始め)
●12月12日
【今年の1文字】
――今年を象徴する1文字が「命」になりました。感想はいかがですか?
「今年は前半、雪害で多くの方々が亡くなられました。また、災害等で亡くなられた方々もおられます。また、いじめの問題、子供たちが自らの命を絶つ、という悲しい出来事もありました。命の尊さ、大切さを改めて認識をした、考えさせられた一年だったと思います。また、秋篠宮殿下にお子様が誕生して、新しい命の誕生がいかに私たちに対して、明るい希望やまた、夢を与えてくれる。こんな思いもあった、私は、年ではなかったかと思いますね」
――総理にとっての1文字は?
「今年は私にとっては変化の年でしたね。すべてにわたって大きな変化がありましたから」
――1文字にするとすれば?
「それは、ま、責任ですね。大きな責任を担うことになったと。そういう気持ちですね」
(引用終わり)
素人目に見ても、この安倍首相の応答にはただならないジョークのセンスが感じられる。
最後に、記者が「だから1文字言うてるやんっ!」と突っ込めば立派な漫才である。
こういうやり取りを続けていけば、支持率もきっと反転上昇すると思う。
「ぱちぱちぱちぱち、はい、どーも。安倍です。いやー、それにしても首相になると正月休みなんてないみたいなもんでしてね。忙しいったらありゃしない」
――仕事をされてたんですか?
「そう。山梨の河口湖の近くにある別荘で、散策したり読書したりね」
――遊んでるじゃないですか。
「息抜きに決まってるやないか。今年は参院選があるからね」
――勝利へ向け戦略を練っていたんですね?
「そうや。参院選の候補者の顔ぶれをこう床に並べてやね」
――ほう。
「なかなか難しいもんでね。僕も思わず目をつぶって腕組みや」
――真剣ですね。
「当たり前やがな。それからおもむろに鼻はこっちやないか、口はこのへんかなんてやってな」
――福笑いじゃないですか。
「昭恵、右目がないでぇ」
――だからもういいって。
「あれ? 昭恵?」
――いや、昭恵さんはいいひんて。
「あきえ! あきえ~っ!!」
――もうええゆうてるやろ!