お久しぶりのブログになってしまって、本当に申し訳ないです……汗
取り敢えず生きてます(^^;)
さて、久々にブログに書きとめておきたいなと思う事がありました。
春は別れの季節なんて言いますが、社会人になってからは、春は仕事の繁忙期であり、そんな感傷に浸る時間もありませんでしたし、そもそも特にこの時期に別れと言うものもなかったので、特に気にした覚えもありませんでした。
でも、学生さん達にとっては卒業の季節で、ウチの職場である楽器屋さんでも、学校卒業を期にレッスンを退会する……という生徒さんは毎年何人もいらっしゃいました。
私はあくまで店員さんであり、楽器の講師ではないので、業務として生徒の入退会の管理をしているに過ぎませんでしたが、ここ何年か、店に良く遊びに来てくれて、仲良くなった生徒さんが２人程いました。
その内の１人が、明日の発表会を以って教室を退会すると聞き、とても残念に思っていました。
でも、その話を聞いてから、ここ１ヶ月くらい、その子とお店で会えなくて……。
相手は小学生、気まぐれで大人を構ってくれてたのかな～くらいに思って、寂しくはありましたが、それ以上には気に留めない様にしていました。
でもその発表会本番を明日に控えた今日、所用で店の駐車場に出た時、私を呼び止める声がして……。
見ると、明日で退会してしまう彼女がいました。
どうしたのかと思って話を聞いてみると、どうやら明日で最後だから、わざわざお店に挨拶に来てくれたらしく……。
もうそれだけで感激だったんですが、不意に紙袋を渡されて……。
何かと思ったら、明日で最後だからと、私宛にわざわざプレゼントを持って来てくれたとのこと。
ま……マジで！？！？（驚）
中を見ると、シャーペンと、お菓子が入っていました。
お菓子は抹茶味のカントリーマァムだったんですが、彼女の親戚が京都にいて、盆暮れ正月には良く京都に帰省したという話を聞いていました。
その際、私がお土産買って来て～とお願いしていて（勿論半ば冗談で）、でも実際に買って来てくれたことは当然無くて。
そのことを彼女が覚えていて、わざわざ抹茶味を選んでくれたそうです（京都＝抹茶だそうな）。
プレゼントそのものも勿論嬉しかったんですが、わざわざ来てくれたことが本当に嬉しくて……！！！
私は所詮店員さんで、私がピアノを指導していた訳でもなく、ましてや学校の先生でもなければ、親戚のおばちゃんでも何でもない存在です。
それでも、彼女が毎週のレッスンの際、わざわざお店に顔を出して、くだらない話を少し交わして、楽しげにしていてくれたことが、私には本当に嬉しくて。
明日で彼女はピアノのレッスンを辞めてしまい、来月には中学生になって、勉強や部活が忙しくなって、ピアノも弾かなくなってしまうかもしれません。
でも、それでも、いつか彼女が大人になって、子供の頃ピアノを習っていたという記憶と一緒に、そこの楽器屋の店員さんとお友達だったんだという思い出が彼女の中に一生残ってくれなら、店員冥利につきるというものです。
少なくとも、こうしてプレゼントを持ってわざわざ会いに来てくれたというｊことは、それだけ彼女の中に、楽しい思い出として残ってくれているという証拠だと思うので、泣ける程嬉しく思いました。
春は別れの季節……そうだったんだな～と、今日改めて思いました。
別れはちょっぴり寂しいけれど、またいつでも遊びに来て欲しいです(^^)
ゆなちゃん、いつでも待ってるからね～～！！！