どうも、この世の中で絶対無理なことは、主に「右向きながら左見ること」と「自分のお尻の穴を肉眼で見ること」だと思っている江波戸です。
他にも沢山あるか。笑
今日は
「知っておいて損はない正しいギブ&テイク」
今や知ってる人も多いかなと思うし調べればネットにいくらでも出てるような話なのだけど、興味なかった人も知っておくに越したことは無い話なので掻い摘んで話そうかなと思います。
アダム・グランドさんの「GIVE&TAKE」って3年くらい前から繰り返し読んでいる好きな本があって、僕も自分の行動や仕事、人を巻き込んで何かをやろうと思うときは気をつけているのだけど。
世の中の人の分類は
ギバー
(相手の利益を優先する人、与える人)
テイカー
(自分の利益を優先する人、受け取る人)
マッチャー
(五分五分、帳尻を合わせる人)
の3タイプがいるという考え方。
簡単に成功の優劣を説明すると
一番成功する人はギバー
(長期的な利益を得る人、深い人間関係)
二番はテイカー
(短期的な利益、浅い人間関係)
三番はマッチャー
(中期的な利益、可も不可もない人間関係)
四番はギバー
(自己犠牲で与え続ける人、搾取される人)
一番成功するのはギバーだけど、一番食い物にされて不幸になってしまうのもギバー。
成功するギバーは他者に与えるだけではなくて、他人の視点で物事を見ることが出来て、その世界全体のパイを大きくすることを考える人。
自分の利益も同時に考えて、ともに勝つウィンウィンを目指す。なので最後に大きく成功する。
成功する「いい人」は、「他人の利益と自分の利益を同時にウィンウィンで考え、全体のパイを大きくするギバー」
逆に食い物にされるギバー「いい人」は自己犠牲で与え続けでしまう人。
違いは「他者志向型」か「自己犠牲型」
んー例えば、
皆が食べるお米が限られた量しかなかったら、そのお米を増やすことを先ず考える人。
増やす過程の中で相手の食べる量、自分の食べる量をちゃんと設計できて、皆お互いにお腹一杯に食べれる。
逆に相手の食べる量だけ優先してしまう「いい人」だと自分はいつまでも空腹だし、いつか倒れてしまう。
ってことかな。
ちょっと怖い話だけど実際そうだと思う。笑
相対するテイカーは「パイの大きさは変わらない」と考えて勝ち負けにこだわる。
「パイを大きくする」という発想に辿り着かないし、独り占めを目指してしまう人。
パイを増やすことに時間を使うより、利益を出すことに時間を使った方が自分が得だと思ってる人。
要は、
お米の量は限られていて増えないと考える人。
自分が生きていくため、少しでもお腹一杯になるために自分の取り分を多くして、最終的にはお米が無くなってしまう。
又は、お米を増やす方が良いと分かりつつ、増やす労力と自分がお米をもらう労力を天秤に掛けて、手前の利益になる自分がお米をもらう労力に走る人。
世間によくいる人は
「いい人のフリをしたテイカー」
「あなたの得ですよ」とか「皆のためにやってます」とか「お互いにウィンウィンですよ」
と言いつつ裏では自分の利益を中心に設計してる人。これはギバーのフリしたテイカーやマッチャー。
まぁ分かりやすい詐欺だったら話は簡単なのだけど、見た感じ分かりにくかったり、個人的なお付き合いや人間関係が関わってくると断りにくかったり、めちゃめちゃたちが悪くなります。
何となく皆、経験あるかな?
僕自身も何かを頼むときは裏表があってはいけないなと思うし、報酬求めても隠すのではなく「これだけやるからこれちょうだい」と言ってしまった方が気持ち良くて全然いいなと思ってます 笑
それと相手に「断りやすさ」を用意しておくのも大切だと思う。
お金や物みたいに形になるものだけではないから難しいけど、恩を感じて何かで返してくれる人と受け取るだけの人は必ず存在すると思ってます。
ちなみにマッチャーと言うのは、相手が要求してきたときに同じだけの見返りを求める人。
自分がやった分と相手から受け取る分のバランスを取る人。
お米の量は増えないけれど、お米を半分ずつでお互いに文句なしね。
って人です。
こんなとこかなー。
最後に
この話をすると自分が損しないように気をつけて。と段々聞こえてしまうかもしれないのだけど、大事なのは自分が何かをやるときに、ちゃんと考えて企画や計画をしていかないと「本当に相手の為を思っていたんだけど自分の取り分ばかり」になっていたり、逆に「自分の身が持たない活動」になってしまうので僕達は気をつけなきゃいけないなって話でした 笑
ではでは、今日も笑顔ある
素敵な一日をお過ごしください