2回の調停を通して私が感じたのは「孤独」以外にはありませんでした。
私に味方がいないことを理由に、夫はずっと強気ですし、私を責める理由は見つけても、両親や自分のことについて少しでも考えてくれるようなことはありまん。
そんな状態で、「離婚せずに修復する」なんて選択をできるわけがありません。
元々、人見知りも激しく、誰かに意見を伝えることが苦手…
自分が我慢することで避けて通れるなら、その道を選択するタイプの私が、離婚を成立させるために調停を申し立てしたこと自体が、「私らしいこと」ではなかったんです。
でも、決断して動き出したのだから、もう逃げるわけにはいかないし、気付いてしまったら戻ることもできない…。
私の最低限の要求が通るように、願わくば少しでも私に有利になるように、味方を探すことにしたのはさらなる一大決心でした。
法テラスに相談を決める
法テラスの存在は、自治体の法律相談を利用したことで初めてしました。
弁護士事務所を近所で見かけることはないですし、「お金がかかる」という点と「法律家」というハードルの高さから、自分には無縁と思っていて、知ろうとも思わなかったからかもしれませんが。
弁護士の紹介から費用の立替までしてくれるというので、相談だけのつもりで電話をしてみることにしたんですよね。
最初は受付だけ…という感じで、弁護士を依頼したい理由などを聞かれました。
住んでいる地域に所属している弁護士さんの中で、離婚に対応し私の依頼を受けてくれる方を探してくれるとのことでした。
でも、紹介には数日からかかるということで、何もできない私はただ待つしかありません。
弁護士というと男性のイメージですし、その人と信頼関係を築けるか、依頼したら費用を返済していけるのか…不安はさらに募りますが、離婚できない場合の今後を考えれば乗り越えるしかありませんでした。
紹介された弁護士さんは…
法テラスから私を担当してくれる弁護士さんを紹介されたのは、電話をしてから4日後くらいでした。
これが早いのか遅いのかは正直わかりません。
自宅から30分程度で行ける場所にある法律事務所に所属している女性弁護士さんということでした。
「法テラスからの依頼で話は通っているので、〇曜日の〇時から〇時にご自身で連絡し相談日時などを決めてください」
弁護士さんも忙しく、事務所に居ない事も多いのでしょう。
指定された曜日や時間は、かなり限定的だったので、私は仕事の合間を使って連絡しました。
弁護士事務所に電話なんて初めてなので、他の電話より遥かに緊張して、最初に何を言ったか覚えていないけれど、「法テラスからの紹介」と伝えてからはスムーズでした。
代表弁護士の先生がずっと法テラス専任で依頼を受けていたということもあってか、話はすぐに通ったようです。
実際の相談日は仕事の予定を少し調整してもらい、行くことにしたのですが、担当の先生に会うまでは私が責められることや、不利を理由に断られることが心配でした。
でもそれは考えすぎでしたね。
かなり若い印象の女性弁護士さんでしたが、DVやモラハラを始めとするさまざまな離婚問題を扱って来たそうです。
「一人で大変でしたね。何でも話してください」
その一言が本当に温かくて、ほっとしたのを今でも覚えています。
(実際の話をする前に、法テラスを通して依頼する場合などの説明を簡単に受けました。もちろん、依頼しない選択もできます。)
今の状況を伝える
離婚したい理由など詳細の前に、今の状況について説明しました。
- 離婚を決意したが、夫と協議にならないため調停中
- 今も同居中
- 私は精神的に不安定な所があり、訴えていることは事実ではないと主張している
- 調停の場で私は取り乱してしまった
最初から弁護士を依頼しておけば、無駄な苦労をかけなくて済んだのかもしれませんが、すでに2回の調停が済んでいる状態ですので、不利からのスタートです。
しかし、私の話を聞き、日記を軽く確認しただけで、先生は私を信じてくれました。
「相手はそんなつもりはなくても、本人がそう感じればそれは事実になるんですよ」
「しかもその辛さを夫に言葉で伝えているわけだから、気付かないでは済まない」
「あなたを守るべき夫がその義務を果たさなかったのは、離婚の理由としては十分に通る可能性があることです」
これは大きな収穫でした。
離婚したい本当の理由が「両親との折り合いが悪い」では無理ということに何となく気付いていたのか、夫の他の悪癖を上げて無理に調停に挑んでいたわけですから、矛盾も出て来ていたでしょう。
夫が私ではなく、常に両親の味方で、自分の立場優先であることが、夫婦間では問題になりうるというのなら、本心で争うことができるということ…。
先生がついてくれて落ち着いて話ができれば、私は不利を脱して有利に離婚に進めるかもしれません。
3回目の調停は延期に。
私はそのまま弁護士さんを依頼することにしました。
費用は40万円ほどかかりますが、法テラスを通しているので、分割払いが可能ということです。
月5000円ずつの支払いになりましたが、それでも当時の私には負担の大きな話で不安もありました。
仕事を頑張るしかないですよね。
そして依頼したからといっても、さまざまな準備が必要です。
先生は他の案件も抱えているでしょうし、詳しくは分からないけれど弁護士側独自の準備や手続きがあるのかもしれません。
さすがに当初予定していた3回目の調停の日時には間に合いそうもないということで延期にしました。
夫は行ったのかな?その辺りの連絡も弁護士さんがしてくれたので、延期になったのか、私が欠席扱いになったのかは不明…。
私がそれで不利になることはないという話はありました。
本格的に離婚と離婚後の生活について考え、行動を始めることになります。
次回は3回目の調停と、その準備についてお話ししていこうと思います。