2024年九月四日

六十五歳、部分入れ歯デビュー、となりました。

右奥下、二本です。

いわゆる歯周病というのでしょうか。二本抜けたのです。

 

歯はよく磨く方です。

担当の歯科衛生士さんはいつも

「こんなにきっちり磨いていて、歯もきれいなのに

抜けていくのは信じられないです。

歯茎が人より弱いとしか思えませんね。」と

嘆いてくれます。

もしかして、若い頃、喉が痛むたびになめていた

ビタミンC系の飴のせいか、とも思います。

虫歯とちがって、徐々にぐらぐらしだすのです。

痛みもまったくない。こわいです。歯周病。

 

 

奥歯二本なので、外からはわかりません。

特に不具合も感じません。

それでも、部分入れ歯にふみきったのは

たまたま週刊誌で、「老後、歯がない方が

認知症になる可能性が高い。」と言う記事を読んだのと

中学の同じクラブのメンバーが三人、

六十代そこそこで亡くなったことを知ったからでした。

(詳細は以前のブログ、生きてるうちが花なんだぜ、で

書きました)

生きているうちは、じたばた努力したほうがいい。

 

 

歯は型をとったら

なんと一週間で、部分入れ歯ができあがります。

たまたま、歯医者さんで前の順番の人が

「この入れ歯は合わない!けずってくれ!」と

わめいていて、うわあ、幸先悪い・・と思いましたが

(いかにもクレーマーっぽいおじいさんです)

私のしあがった部分入れ歯は、なんの抵抗もなく

あっさり合いました。

「もしかしたら、舌が腫れたり、

しゃべりにくくなったりするかもしれません。」と

言われていたのですが、それもない。

 

 

日本の歯科技工士さんの実力に感動。

 

 

問題があるとすれば

食事の時、うっかり入れ忘れることでしょうか。

いれっぱなしにしておけばいいのでしょうが

すぐにことっと寝てしまう私。

寝る時は、はずさなければならないのだそうな。

そりゃ、うっかりはずれて

飲み込んだりしたら大変だもんな。

少しずつ慣れていきたいと思います。

 

 

九月十日 「ば」でした。

いやあ、暑いねえ。

なのに、八百屋さんで

「もうすいかと桃は終わりだよ。」と言われました。

さびしい。どっちも大好きなのに。