映画は、草笛光子さんのアップで終わります。

その瞬間、拍手をした人がいました。

思わず・・だったようで、あわててやめたようですが

気持ち、すごくわかりました。

この映画、リスペクトに満ちているのです。

百歳の愛子先生と、九十歳の草笛さんへの。

 

だいたい、主役をはれるはずの

石田ひかりさんとか、オダギリジョーさんとかが

ワンシーンだけさらっと出ているのもリスペクト。

清水ミチコさんにいたっては、セリフすらほぼない。

あの忙しい三谷幸喜さんが、変装までして

笑わせ役に徹している。

 

そして、映画全体が優しい。

編集者の唐沢さん(怪演)の家庭の話が

少ししつこい感じはありますが

それも許せる感あり。

 

私たちの世代は

愛子先生のエッセイに励まされ、

草笛光子さんをずっと観ていました。

このお二人のタッグ。すばらしいです。

どうかずっとお元気で活躍していただきたい。

 

あ、犬のハチは反則です。かわいすぎる。

あのシーンは泣きっぱなしでした。

 

 

七月十二日 「ば」でした。

「女優万里子」が、悲しくて好きです。

「血脈」、あまりに長くて大変でしたが

がんばって読みました。

「晩鐘」も読まねば。