朝一番の回で観たので、

寝ないかな、と心配していたのですが

大丈夫でした。

それどころか、二時間、飽きませんでした。

いやあ、おもしろかったです。

 

江口のりこさん、中条あやみさん、そして鶴瓶。

人に近い役柄で、すごくわかりやすい。

お話は、あまりあり得ないものですが

気持ちの動きが自然で、うん、そうだよね、と

納得できます。

先日観た「レデイ加賀」が、あまりの失敗作で

ずっと「ありえーん!そんなこと絶対にない!」と

怒りながら観ていたのを思い出して

ああ、ていねいに作らないとな、と

ちょっとしんbみりしてしまったのでした。

 

佐川満男さん。

あの柔らかな美声の人が、声が出ていない。

これを遺作にする、と言っておられたそうで

本当にそうなってしまった。

いい作品が最後でよかったね、と思います。

あと、運河沿いの道がすてきで

え、尼崎にこんないいところあったんだ!と

びっくり。

すみません。なにせ下町のイメージ強いので。

 

みんな幸せになってね!といいたくなる映画でした。

 

 

六月十一日  「ば」でした。

日本映画って、いいものはめちゃくちゃいいね。