母の病院通いのため、
数ヶ月に一度、介護タクシーをお願いします。
今週来て下さった方は、
まるでハイヤーの運転手さんみたいでした。
車椅子の母の世話だけでなく、
同乗する私のため、さりげなくドアを開閉し、
乗るなりご自分の名刺をさっと出して
「お帰りの際もお迎えに参ります。
会計前にお電話ください。」
ありがとうございます。
会計は時間がかかるので、終わったらすぐに
電話させていただきます と言うと
「この時間の会計は、時間がかかりません。」
確かに、午後の診察でした。
「中でお待ちください。外は暑いので。」
言われた通りにしたら、
会計が終わって振り返ったとたん
「お疲れ様でした。」
母の車椅子は、さらっとその手に渡っていました。
すごい・・・
以前にお願いした人もすごかった。
少しハイになっていた母が、昔の話を
延々と語るのに、ごく普通に受け答えして、
降りる直前に、私に
「ご家族がしんどくなってはいけません。
ご自分の身体のことを一番に考えてくださいね。」
ひとりになってから
少し泣きました。
この方、ご両親の介護のために仕事をやめ、
十年、介護にあけくれたそうです。
そういえば、昔の教え子えりちゃんも
介護タクシーの運転手さんになった、と聞いた。
彼女はダンサーで、教室も持っているのに、
おばあちゃま、お父さまの介護を経験して
資格を取ったのだそうな。
レッスンのない日に、運転手として働いているらしい。
みなさん、
すばらしいお仕事です。
よろしくお願いします。
九月一日 「ば」でした。
一度だけ、女性の運転手さんに
お願いしたことがあります。
「この仕事?十五年くらいになりますか。」
さばさばしたおねえさんでした。
元気にしておられるかな。