連休中、ちょっと実家に立ち寄る息子「た」を

迎えに駅へ。

車を駐めて待っていたら、横に同じように

車を駐め、わざわざ外に出て

駅の方をじっと観ている老夫婦。

やがて、おばあちゃまの方が、

「あ、来た来た!」と声をあげて

大きく伸び上がって手をふる。

おじいちゃまも、にこにこ。

 

そこへ、すごい勢いで走ってきたのは

意外にも、高校生くらいの女の子。

あら、もっと小さい子かなと思ったのに。

でも、その少女は、おばあちゃまに飛びついて

大きな声で叫んだ。

「やっと逢えたね!」

 

 

ああ、本当におばあちゃんが好きなんだ。

なのに、コロナで逢えなかったんだ。

いつまでもおばあちゃまに抱きついて

にこにこ笑いながら話している少女。

その横で同じように笑いながら

話しかけているおじいちゃま。

やがて、ご家族もそこに追いついて

みんな笑いながら話している。

 

いい光景を見たな。と

しみじみ思える、春の夕方でした。

 

 

五月五日  「ば」でした。

連休が終わったあと、

なにを頼りに、日常をすごしていこうか。

ごほうびをぶら下げて走らないとね。