NHKのドラマ。

けっこうぐさぐさ心に刺さるドラマだったけど

一番涙が出たのは

主人公が、好きな人は異性でなく同性だ、と

会社の同僚に語った時、

その同僚が、「ああ、そうですか。」と

当然のように受けた時だった。

この同僚は、大学時代の友達に

同性のカップルがいたのだそうだ。

ああ、いい時代になったなあ。

認めてもらえるようになったんだ。

 

 

小学六年生の頃

クラスに、女子としか遊ばない男の子がいた。

妹と仲がよくて、だから女子との方が楽だ、と

言っていたように思うが、

男子の風当たりは強く、いじめられていた。

女子はそんな彼をかばうので

よけいややこしくなっていたように思う。

 

 

私は小学校卒業と同時に転校した。

みんな、手紙や年賀状をくれたけど、

今も続いているのは、仲のよかったゆっこと

この人だけだ。

もう還暦になったというのに、彼は

毎年欠かさず年賀状をくれる。

絵がうまかった彼は、美大に進学して

デザイナーになった。

年賀状は、彼がデザインした建物。

いつも見事な図柄。

 

 

卒業する時に、「ずっと年賀状書くから。」と言っていた。

ありがとう。と言ったら、こう返した。

「いつも優しかったもんな。」

 

なにをしたわけではない。

特に優しくした記憶もない。

だけど、彼にそう言わせてしまうような

つらい経験を、十二歳でたくさんしたのだろうと思うと、

今もつらくなる。

 

 

みんな優しくなろうよ。

理解できなくても、認めあおうよ。

時代が少しでもその方向へいったのであれば嬉しい。

 

そんなことを感じさせてくれるドラマでした。

 

 

十二月二十五日  「ば」でした。

クリスマス!ケーキ!