今から十数年前。
突然専門外の吹奏楽指導に関わることになって
あわてた私は、毎年五月に浜松で開催される、
吹奏楽の勉強会に行った。
このバンドクリニックは、多分吹奏楽連盟の最大のもので
金曜日の夕方から日曜日の昼まで
浜松のアクトシテイーのあらゆるところで
吹奏楽の勉強会やら演奏会やら、いろんな催しがあって
受講生は、そのどれに参加してもいい。
たとえば、同時にサックスとフルートとトランペットの
講習会があったとしたら、
自分の聴きたい部屋へ行けばいい。
全国から受講生が来るし、
講師の先生方も、ものすごい方々が来られる。
ぺえぺえの私は、日程表をにらみつつ
走り回っていたものだった。
印象に残った講習はいっぱいある。
その時に教わった楽器奏法などが
その後、本当に役立った。
でも、一番ためになって
その後、三年間、この講習会に行き続ける糧となったのは
淀川 工業高校、丸谷明夫先生の話を
聴きたいと思ったからだ。
一時間半ほどだったと思う。
経験談をお一人で話す、講演会のようなもの。
でも、三年連続で聴いても
笑えて、泣けて、ためになって
すごくたくさんの受講生が集まっていた。
私にとっての丸谷先生は、その講習会だけ。
あ、一度、大阪音大ですれちがって、びっくりしたことはあった。
講習会の話の内容は、メモはしたけど
今、すらすら出てはこない。
だけど、本当に豊かな時間だった。
こんなに早く亡くなられるとは思わなかった。
ご冥福を・・と思いつつ、本当に残念です。
すみません。まとまりません。
十二月八日 「ば」でした。
つらいねえ