「見ていて平気なんですね。」

声をかけられて、びっくりして顔をあげました。

人間ドッグでの血液検査。

血をとっている注射器を見ていた私に

看護師さんが声をかけたのです。

「みなさん、目をつぶりますよ。」

 

え?そうなんだ。

私は小さい頃ひよわで

心配した母に、あちこち病院へ連れて行かれ

血液をとるのは日常茶飯事でした。

その頃に比べて、注射の進んだこと!

巨大な注射器をぶすっと腕に刺し、

長い時間かけてとっていたのに比べ

今は小さな注射器を、看護師さんが片手で扱いつつ

すいすいと手際よくすすめていく。

いやあ、すごいなあ、と

ぽかーんと考えていたのですが。

 

「まず、見る方おられませんね。」

へえー、そうなんですか?

「じっと見ていられるのは、特技ですよ。」

 

うーん、

「血をとっている注射器を見ることができる。」を

履歴書の特技欄には書けないなあ・・

ちなみに、帰ってから家族に聞いたら

だんな「ぴ」、「見てるよ。血ってきれいだなと思う。」

息子「た」、「見る。だって見ていない時に針がささるの、

絶対いやだもん。」

 

うちの家族が変わっているのだろうか?

 

 

一月二十八日  「ば」でした。

しかし、下剤で胃をやられました。

下剤の量は、自分で決めないとな。