箱根駅伝を見ていて、思わず叫ぶ。
この子、うちの高校出身だわ!
「え?箱根に出てるの?」
だんな「ぴ」と息子「た」がわらわらとテレビの前へ。
そう。
我が家の家族は全員(三人しかいないが)
同じ高校の出身だ。
私たちの出た高校は、創立五十年。
住宅街の山の上にある。
創立当時は、いろんな生徒がいるのどかな
それでいて個性豊かな学校だったが
たまたま、東大に現役合格する人があいついだせいか
ある時期から、やたら「国立進学」を推し進める高校となった。
ただ、「文武両道」をうたっているので
・勉強だけやりたい。
・クラブに命をかける
という生徒は、学校側から嫌われる。
あくまで、「クラブしっかりやりながら勉強する」生徒が
学校のお気に入りなのだ。
自由にさせてやれよ、と古いOB。
なんかさあ、勉強!クラブ!ってうるさい、と近年のOB。
というわけで、あまり評判がよくない。
ふつう、こういう進学校って、人気があるものだが
ここ数年、必ず定員割れ。
それでも、そのきつい方針の中
順調に育つクラブもある。
陸上とハンドボールは、必ず近畿大会出場。
年によってはインターハイまで行く。
うちの近所(うちは、高校の近く)を走る陸上部のメンバーは
顔をあわすと、「おはようございます。」と
誰かれなく挨拶をするので、
「おはようございます。がんばってね。」と
声をかけたりしていた。
そういえば、この子の名前
何年か前に、高校ののぼりに出ていたな、と私。
「こんな山の中から、東京へ出て箱根かあ・・」と
しみじみする「た」。
「よかったなあ!がんばれよ!」と「ぴ」。
ふだん、高校の悪口ばかり言っている三人が
母校愛に燃えてしまった、正月でした。
一月四日 「ば」でした。
わが高校の後輩Kくんは、十位以下だったので
シードに入らない順位でしたが
まじめに走っていました。
四年生だそうです。
これからの人生も、がんばれ。