秋のことです。

契約している携帯の会社から手紙が届きました。

なによ、これ?

また新しい電話買えとか?

と、ぶつぶつ言いつつ封を開けると

なんと!

「おめでとうございます。懸賞に当選しました。

高級ホテル一泊二食、ご招待します。

ついては、お好みのホテルをお選び下さい。」でした。

うそだろ?

でも、問い合わせ先は確かに東京の本社。

懸賞が大好きで、こつこつトライし続けている

だんな「ぴ」が、山のように応募した懸賞の一つが

大当たりしたのでした。

 

遠くに行くよりは・・と、

都市の大きなシティホテルを選びました。

チェックインしてみてびっくり。

なんと、できてまだ五年目のホテル!

超高層!

結局我々二人、滞在している間、

ぽかーんと、外の風景を見て過ごしました。

かなり、癒されました。

 

ごはんが、また、すごかった!

夜も朝もバイキングでしたが

ごてごて山盛りになることもなく

とても質が高い。

取りに行って、テーブルに戻ると

だんな「ぴ」が、ステーキのお皿を前に呆然としている。

「焼きあがったのでどうぞって、

テーブル一つずつに配っているよ。」

いや、テーブル七十くらいあるって!

アイスクリームを取りに行ったら、山盛り入れてくれて

食べられるのか!と心配しましたが、大丈夫でした。

胃の弱い私が、あとで調子悪くもならなかったし。

そんな良心的なレストランだからか、

団体のお客様もすごく多かったです。

「でもさあ、おひとりさま7000円って書いてあるよ。

みんなお金持ちだね。」

「たぶん、会社の忘年会とかで

補助してもらってるんだよ、そんな雰囲気だ。」

なるほど・・・

 

本当にお金払わなくていいのか?と

どきどきしながらの一泊二日。

だんな「ぴ」は貧しくて

私は結婚以来数十年、ほぼプレゼントなんて

もらったこともない。

今年一年、真面目に働いて(それはいつもだけど)

ガス給湯器とガスレンジの交換を

一人で対応し(はい、とても苦手です)

年末になって、母が入院し・・

いいよね。ご褒美ということで!

 

「また応募し続けるからね」と「ぴ」。

生きているうちに、再度当たることがあるのだろうか。

とりあえずは、日々がんばります。

 

十二月二十七日  「ば」でした。

ちなみに、前にもらったのは二十年前。

「パチンコで儲けたから。」と

ブーツを買ってもらいました。

パチンコだからね。あまり嬉しくなかった。

「ぴ」は今、パチンコはやめています。