先日伴奏で参加した音楽会、
最後に、「みんなで歌おう」のコーナーがあり
出演者と客席がいっしょに何曲かを歌いました。
曲目は、春のわりに
震災関係の歌や、死をテーマにした曲が多く
ふうーん・・と思いつつ歌っていましたが
ラストの曲が、「涙そうそう」でした。
有名な歌なので、もちろん知っています。
何気なく、歌っていて、二番に入った時
突然、よみがえった言葉があります。
「やっと会えたね。」
大学の後輩のIくんとは、家が近く
ざっくばらんなお母さんとも仲良くなって
しょっちゅうお宅に遊びに行っていました。
ご家族の都合で、関東に引っ越してしまった後も
行き来したり、電話をかけたりしていたのですが
Iくんは、三十代の若さで
病気で亡くなってしまいました。
結婚したばかりでした。
十年以上過ぎて、
お母さんが亡くなられた時
一人残った高齢のお父さんに、思わず
こんな手紙を送りました。
「Iくんとお母さん、やっと天国で会えますね。
久しぶりに、楽しくしゃべっているでしょうね。」
自分の言葉、よくしてもらったお母さんとIくん、
いろんなことがどおっとせまってきて
泣きそうになりました。
その瞬間、ソロで歌っていたソプラノの人が
声をつまらせて、一瞬歌えなくなりました。
「亡くなった父の事を思い出したの・・」
客席も、涙ぐんでいた人が多かったです。
なんかねえ・・・すごい歌だわ。
「涙そうそう」の前に、震災関連の歌がたくさんあって
言葉やメロディーも切々とした曲ばかりだったのに
「涙そうそう」で、どおおおん、とせまる。
ここで、その、「震災関連の歌」の
タイトルをあげるのはやめますね。
へええー、こんなに差があるのか!と
妙に納得した一日でした。
四月十八日 「ば」でした。
アレルギーを延々とひきずっています。
ともかく、必死で身体を休めています。