びっくりしました。

マリア・カラス、美人!

あの鼻の高さは有名だけど、本当にきれい。

この映画は、1970年のインタビューを中心にして

映像や彼女の残した手紙の朗読、そして

実際の歌の映像や録音で構成されています。

5~60年前の録音なので、当然音も悪いのですが

それでも圧倒的な歌のうまさ!

音程も確かで崩れません。

 

もう一つ驚いたのは、

五十代で亡くなられているということ。

あれだけ名前の通った方だし、

なんとなく、七十、八十代でも活躍されていたと思っていました。

あんなにきれいで、歌もうまくてお若かったら、

中傷やねたみがあって当然だ。

映画には、批判を浴びたこと、オナシスさんとのことなど

けっこう赤裸々に描かれていました。

 

 

何曲もの歌を聴くことができました。

アリアを全曲流してくれたのは四曲。

歌もさることながら、表情の豊かさ!

「ハバネラ」(カルメン)の色っぽさ。

「ああ、信じられぬ」(夢遊病の女)の頼りなさ、哀れさ。

あと、映像しかなかったのですが

オペラ「蝶々夫人」の所作が見事でした。

着物の着こなしも。初々しい少女の動きも。

かなり勉強し、練習されたのであろうと思います。

 

 

いまだに名前の残る方って、やはりすごい。

美しい歌声をいっぱい聴くことができて、

二時間、まったく退屈しませんでした。

いい映画でした。

 

 

二月二十一日  「ば」でした。

けっこうたくさんの観客でした。

みなさん、マリア・カラス、ご存じなのね。