月に一回買い出しに行く市場に
小さな揚げ物専門店があります。
おだやかなお父さんが黙々と揚げて
お母さんがてきぱきと手助けをする。
このお店のチキンカツがねっ、おいしいのです!
他の揚げ物もおいしいです。
アジフライはぱりぱりしているのに肉厚。
鳥の竜田揚げは、濃くなくさっぱりしていて
コロッケはほんのり甘くてじゃがいもほこほこ。
でも、チキンカツは絶品!
あまりチキンカツが好きでない私ですが
この店では必ず買います。
でもねー、みんな知っているのよねー。
十二時頃に行くと、「ごめん、チキンカツ売り切れたわ」
近所の会社や工場で働く人たちが
昼ご飯用にと、たくさん買っていくのだそうです。
私が市場へ行く日を待ちかねているだんな「ぴ」は激怒!
「朝十時くらいに行け!先に買うんだ!」
・・・あのねー、揚げ物屋さんだよ。
そんな早くから、油をあたためはしないよ。
しかたないので、他の買い物をする前に一度のぞいて
あとで寄ります。チキンカツよろしく、と声をかけておく。
おかげで、月一回しか行かないのにもかかわらず
すっかり覚えられてしまいました。
食い意地のはった人だと思われているだろうなあ。
昔ながらの、茶色い袋に揚げ物を入れて
「はい、いつもありがとうね。」と笑うお母さん。
(ごめんなさい。月一回なのに。いつもじゃないのに)
奥の油のところから
「ありがとう!気をつけて帰ってね!」と
声をかけてくれるお父さん。
チキンカツの味とともに
私の月一回の楽しみになっています。
二月十二日 「ば」でした。
池江さん、がんばれ。必ず治る。
神さまは、あんなに若くてきれいで
一生懸命練習に励んでいる人に
どうしてそんな試練を与えるのだろうね。
でも、大丈夫だよ。がんばれ。