中学生の頃、ベルサイユのばら が流行った。
我が家は宝塚市に近いので
宝塚で上演される、ベルサイユのばら、は
みんな普通に観に行くし、
ポスターもいっぱい貼ってあるので
宝塚ファンでなくても、みんな知っている。
当時、まだメールもLINEもなく
女子は普通に手紙のやり取りをして遊んでいた。
吹奏楽部上級生でただ一人の女子だった私には
(部員四十人。一年生二十人。
なぜか、二~三年生二十人中、女子は私一人)
下級生女子から毎日何通もの手紙が届き
返事を書くことにおわれていたのだが、
ベルサイユのばら、のはやりにひっかけて
パロデイー物語を書くことを思いついた。
それなら、一通書いて回し読みしてもらえば
かなり負担が軽くなると考えたのだ。
舞台は、我が中学校の吹奏楽部。
登場人物はすべて実在人物。
あくまで楽しく、明るく、お笑いで。
決して傷つけない内容で。
かくして、以下の迷作が誕生。
ヘルスセンターのゆり
ヘルハウスのひまわり
ヘルニアのすいせん
ヘルスメーターのチューリップ
ヘルシンキの桜
いやあ、内容はまったく覚えていないが
タイトルだけはすらすら出てくる。
まだまだあったと思う。
これはどんどん回し読みされ
好評のうちに、次回作を期待され
私は、やはりひたすら文章を考えることとなり
担任に、「もうちょっと勉強したら
トップクラスなのになあ。」と嘆かれて・・・
ただ、今になって思う。
このころ、ひたすら文章ばかり書いていたおかげで
私は、今も、文章ならすぐに書くことができる。
音楽をやっている関係で
プログラムノートを書くことがよくあるが
これに困ったことはない。
担任ののぞむトップクラスの成績は取れなかったが
大人になったら、文章をさらっと考えることの方が
役に立つものね。
そして、この時、一番
私の書くわけのわからんパロディーを
喜んで読んでいた後輩と
一生の友達になったのだから
人生に無駄なことは一つもない。
七月十八日 「ば」でした。
今、気づいたのですが
ベル、でなく、ヘルなのね。
ベル、は難しかったのだろうか。
ベルリン
ベルン
ベルメゾン・・って会社だな。んー・・・
とりあえず、関西、猛暑