息子「た」の大学時代の恩師
E先生が亡くなられました。
まだ五十五歳のお若さでした。
お身体の具合が悪いのは知っていましたが
朝刊で訃報を知った時は呆然としました。
「た」にメールしましたが、「た」も
「え・・・」と、わけがわからない様子。
翌日が告別式らしい。
うちからはかなり遠いけど、行こう。
就職したての「た」は、仕事で動けないし。
などとあれこれ考えつつ、ぼーっとしろみ(チワワ八歳)の
散歩に出たら
突然、知らない女性から声をかけられました。
「新品の犬のリードがあるんだけど、もらってくださる?」
え?
「うちにも犬がいたんだけど、死んじゃってね。
もう飼わないことにしたから。
今持ってくるね。」
家に飛び込んで、急いでリードを持ってきてくださいました。
しろみには少し大きな、でも丈夫そうなリード。
ありがとうございます。使わせていただきます。
受け取って、お礼を言って、歩き出したとたん
突然涙が出てきました。
E先生。
体調が悪くなられても、いつもニコニコして
人の世話をする人だった。
「あなたはいい先生になるわよ!」と
「た」の就職の推薦状を、気軽に引き受けて下さった。
今、私が新品のリードを知らない方からもらったように
そんなに親しくない人にでも
必要であれば、なんでもい差し出す人だった。
うちへ帰ってきた「た」に、その話をしたら
「E先生だよ、きっと。」と言っていました。
そうかもしれないね。
四月二十八日 「ば」でした
今日、告別式でした。
ものすごくたくさんの方々が来られていました。
お人柄だね。