ピアノの生徒Mちゃんが、

急におけいこをやめたいと言ってきました。

四月七日のブログで書いた自由人の小学一年生。

マイペース少女です。

 

「おけいこするのがいやだって言うんですよ。

私に叱られるのがいやみたいで・・」

おかあさまはまじめなきっちり派。

一日少しでいいから、と

娘たちをピアノの前に座らせます。

しっかりもののお姉ちゃんはがんばっていますが

自由人Mちゃんは、それが苦痛なんだろうなあ。

説明するお母さまの横で、Mちゃんはあいかわらず

ひょんひょんとはねながら、でも、私の方を見ません。

 

 

よし。賭けだ。

Mちゃあん、こっちおいでっ!

 

私はわざと大声をあげました。

ふりむいたMちゃん、ちょっと悩んだ目で

でも満面の笑みで走ってきます。

私はそのMちゃんに思い切り手を伸ばしました。

 

なによ!やめちゃうのお?

先生、Mちゃんがいなくなったら寂しいじゃないの!

なんでやめるのよおお!

 

ぱっと私の手をつかんで飛び込んでくるMちゃん。

「えー、だってさああ、いえでおけいこしんどいもん。」

そういいつつ、にこにこしています。

じゃ、先生のところで音遊びするんだったらいいか?

先生、寂しいしさ。

 

「どうしよっかなあー。うん、いいよ。」

 

結論はあっさり出ました。

賭け、私の勝ち。

せっかく緊張してやってきたお母さまは拍子抜けで

ちょっと申し訳ないことをしました(あとでメールでフォローしました・・)

さて、音遊び。

なにかネタを考えねばなりませぬなあ。

ま、そのあたりが先生業のおもしろいところ。

 

 

四月二十七日  「ば」でした

息子「た」の恩師、E先生が亡くなられました。

朝刊で知って、ちょっと混乱しています。

この話は後日。