自分が小さい頃に、若くて光り輝いていたスターさんは

いつまでたってもあこがれの対象。

だから、その方が亡くなられた という報は

自分の思い出や大切なものが

すべて過去に消えてしまったような寂しさをもたらすなあ。

 

順みつきさんを初めて観たのは

昭和48年の宝塚雪組公演「たけくらべ」だった。

あの時のトップスター、汀夏子さんも小柄だったけど

順みつきさんも小柄で、

でも、お二人とも、炎のようなファイトを感じさせる人で

 

汀さんがトップとして君臨したのに、

なんでミッキーさんは、そうならなかったのだろうね。

組替えばかりさせられて。

それでも、スカーレットやオスカルを演じるほど

実力は認められている人だった。

私は、ミュージカル「キャバレー」がすごく好き。

この日本初演の主人公を演じたのはミッキーさんだった。

私の中では、それ以上のサリー(ヒロイン)はいない。

 

退団されてからのドラマ 「我が歌ブギウギ」も素敵だった。

宝塚をまったく知らないうちのだんな「ぴ」が

「この人いいねえ」と、毎週見ていた。

ミッキーさんが亡くなられた、と言ったら

一瞬黙って、「そんな年じゃないだろう?」と、ぽつり。

 

ご冥福をお祈りします・・なんて、言いたくないな。

もっともっと舞台を見せてほしかった。

ご本人も、もっともっとやりたかっただろうな。

 

 

四月二十一日  「ば」でした。

あの時の「キャバレー」

なんと!文楽の朝日座で上演されました。

そのあと、けっこうすぐに取り壊されたこの小屋で

ミッキーさんはいきいきとサリーだった。

忘れません。