東京で観たのが、二か月前です。

なんだか、ずいぶん見やすくなっているように思いました。

セリフも聞きやすいし、流れもわかりやすい。

二か月延々と繰り返し上演し続けてきたことが

やはり、いいのでしょうね。

このあたりは、明日、息子「た」が観に行くので

感想を楽しみにしたいところです。

 

今回感動したのは、吉田鋼太郎さん。

まーあ見事な声!さすがシェイクスピア役者さん!

そして、舞台での動き方、見せ方がわかっている!

どこで気配を消して、どこで目立てばいいか、とか

ちょっとしたしぐさや動きで、今の感情を

さっと表すことができる。

だから、全然関係ないところで

お客様が拍手してしまう場面がありました。

もちろん、鋼太郎さんに対して。

あ、でも、益岡徹さん(ダブルキャスト。私は東京で

益岡さんの方で観ました)も素敵だったな。

粗野なおとうさん、の雰囲気がばっちりだった。

 

だけど、やはり、一番すばらしいのは

ビリーを中心とする子供たちの踊り。

一幕半ばで、ビリーが初めてアティテュードで

片足でゆっくり回りだすところ(ものすごく

難しい動き)で、満席の客席がみんな

息をのんで集中するのがわかります。

結局、人の気持ちをひきつけるために

なによりも強いのは

ひたすら練習することによって身に着けた

肉体の動きなんだろうなあ・・・

 

もう何回か観てもいいな、と思います。

といっても、もう来週で終わっちゃうけどね。

長い間、みなさん、ご苦労様でした。

後悔は、久野綾希子さんのおばあちゃんが見たかったこと。

二回とも根岸季衣だったの。すごく素敵だったけど

久野さんでも観たかったな。

あと、二幕のバレエシーンの宙づりの意味がわからず

なんだかこわくてしかたなかった。危なっかしくて。

そんなこと思うの、私だけかな?

それから、ラストの炭鉱のシーンは、

海外のようにせり下がった方がいいな、と思いました。

映画(海外の舞台を映像で撮ったもの)を

観た時は、あの炭鉱シーンで大泣きしたのに

日本の舞台では、それが感じられなかったので、

ちょっと残念。

 

十月二十七日  「ば」でした。

すみません。うるさいファンで。