わたし、しろみ。ちわわななさい。

ひび、おうちのへいわをまもるため、なきつづけているの。

 

 

きのう、おかあさんがおひるにかえってきて

おふとんをひいてくれたの。

わーい、おかあさんといっしょにおひるねだああ、と

おもっていたら、おばあちゃんがよびにきたの。

「水道の栓がこわれて水が止まらない。」

おばあちゃん、よわくなっていたすいどうのせんを

むりやりたたいて、へしおってしまったのね。

でも、しろみ、そんなことわかんない。

おかあさんがバケツでみずをはこんだり

あちこちにおでんわしているから、うれしくて

そのまわりをはしりまわっていたのね。

そしたら、しらないおじさんが

いっぱいどうぐをもっておうちにはいってきたの。

 

てきだわ。

しろみがないて、おいはらわなければ!

 

なのに、しろみがいっしょうけんめいないているのに

おかあさんは、しろみをほかのおへやにとじこめるの。

そんなことにくっするしろみじゃないわ。

もっともっともっともっとないたら、

おかあさんがきてくれたの。わかってくれたのね!

おかあさんは、しろみをだっこして

あろうことか、ゲージのなかにいれたのよ!

「うるさいから、ここに入ってなさい。」

 

ひげきだわ。

しろみのどりょくは、みとめられないの?

 

しろみはゲージのなかでもなきつづけた。

やっとおじさんをおいはらった(=修理が終わった)ので

ああ、おひるねだわ、とおもっていたのに

おかあさんがおでかけするじかんになってしまったのね。

しろみはそのまま、ゲージのなか。

 

ああ、だいひげきだわ。

しろみは、ひげきのひろいんだわ。

 

しばらくしたらにいちゃんがかえってきた。

にいちゃんに、ぜんぶおはなししたんだけど

にいちゃん、よくわからなかったらしいの。

「どうしたの、しろみ?なんでそんなに鳴いてるの?」

 

おとこには、ひげきがりかいできないのね。

 

でも、しろみ、まけない。

これからも、おうちのへいわをまもるため

ないてないてないてないてやる!

それが、ひげきのひろいんたる、しろみのやくわりだわ!

まけないわ!

 

 

十二月八日  「ば」でした。

いや、しろみ?

この間二時間。せっかく休憩できると思っていたのに

水を汲み続け、業者さんと対応し

すべて処理した私こそ、悲劇のヒロインだと思うのですが、

・・・しろみは理解してくれないだろうなあ。