コーラスでご一緒のNさんから

「退院しました。」のメールが届きました。



Nさんが倒れたのはちょうど一か月前。

その前日はコーラスの新年会で、

いつもどおりに、みんなで元気にごはんを食べ

倒れられた当日には、ショッピングセンターで

私とすれ違っていただけに

我々のショックは大きかったのですが

病名を聞いて、もっと落ち込む。

それは、多くの人の命を一瞬にして奪う

大きな病気だったからです。

私自身、その病で、学生時代の友人を亡くしている。

なんだか、黙るしかない・・という感じで、

息をひそめて、すごしていました。



ところが、二週間目、私にメールが届く。

「このメールに気づいて、早く返信できるよう

心から祈っています。」という、私からのメールに

こんなに早く返事が来るとは思わなかった。

「後遺症がありません。奇跡に近いそうです。」

我々、大喜び。いやあよかったよかった。



そして、やっと退院となったわけですが、

報告メールの最期に一言。

「しばらく実家で療養します。」



あ、いいなあ、Nさん。実家があるんだ。



いや、みなさん「実家」はあるでしょうけどね。

病気の時に引き受けてくれる実家は

私の年齢になると、もう皆無といっていい。

うちの母は、近くに住んでいるけど

高齢で、自分のことでせいいっぱいだし、

だんなの実家は、今、おとうさまの具合が悪く、

おかあさまが施設の近くに引っ越して介護。

もし、私が今体調を崩したところで、

うちにとどまって、がんばるしかない。

そしたら、動いちゃうだろうなあ。自分の家だし。



息子「た」を生んだ時は、

どっちの実家も、一生懸命めんどうみてくれたな。

なつかしい。

これが、「おとなになる」ってことだろうか。



Nさんは大病だったのだから、

ご実家があってよかった。ゆっくりしてほしい。

そして、きっと、戻ってきてください。

メンバー一同、待っていますからね。




二月二十八日  「ば」でした。

いやあ、二月が終わるぞ、早いぞ。

都会はすっかり春の準備。

でも、うちは田舎だから、まだまだ冬のコート。