ピアノを弾く男の子はかっこいい!というのは

定説となっている感がある。



教える側の立場からいえば、

男の子は、とにかく、練習しない。

女の子に比べて、とにかくお気楽。

練習せずに先生(私だ)の前に出ても

女の子のように萎縮せず、ただただお気楽に

その場を切り抜けてしまう、。

怪我も多い。気持ちも離れやすい。

そんな不利(というか、のんき)な状況を経て

しっかり人前で弾くことができる男の子は

やはり、かっこいいのかもしれない・・と

妙にまわりくどい論理を思いついたりする。



実は、私のところ(一応、細々ながら、ピアノの

先生業をやっとります)に来ている生徒さんは

男女の割合が半々である。これはとても珍しい。

ピアノ人口は、圧倒的に女の子が多いものね。

どの子もお気楽路線まっしぐらのかわいい子だが

中で一番弾けるKくん(中学三年)が

学校の合唱コンクールで、ピアノ伴奏をするという。

「受験の前なのに。逃げられなかったの?」

「・・・クラスにピアノ弾ける人がいない・・・」そうかあ。

で、弾く曲の楽譜を見て驚いた。



難しい。

中学生の混声三部に、なんでこんな難しい伴奏が?

彼がレッスンに来る一月半ばまでに

わたしが弾けるようになっていないと・・・と

年末から正月、こればかり練習する羽目に。



しかし、若いKくんは、まちがいながらも

少しずつ腕をあげてくる。

確かに、こんな体育会系の男の子(テニス部)が

こんな難しい曲を弾いたら、かっこいいよな。

ちょっとわかったような気がする。

でも、これが終わったら、またお気楽路線だろうな。

もったいない。ま、それがいいのかもね。

一時間、向き合って、がんがん練習して

寒い一日だったけど、ちょっとすっきりした。



息子の「た」も、ピアノを弾きます。

この話は、改めて。




二月四日  「ば」でした。

明日、雪が積もるとの予報。ひいいいー。