小さい頃からピアノを教えていたMくん。

中学三年生。受験生。

近所の難しい高校の推薦試験を受けるという。



この試験は、理科系の生徒のみが対象。

え?あなた、歴史好きだったじゃない。

小学生の時、私と普通に歴史談義してたし。

(私は、旦那と息子が二人とも大学で日本史を

勉強していた上、自分も歴史小説が好きだったので

一般女性の中では、日本史に詳しい方だと思う)

そんな私の問いかけに、

「うん、歴史は今も好きだけどさ、理科もいいかなと。

ま、一回やってみるよ。」と答えるMくん。



推薦試験なので、「将来の志望」について、

かなり細かく書いて提出しなければならないらしい。

下書きの紙を、それと知らずに見てしまった。

そこには、こうあった。



「東日本大震災で、地震のこわさを知った。

地震の研究ができる大学に入って、対策を考えたい。」



あ、そうだったんだ。



一昨日、帰り道で、昔の教え子Yくんに会う。

年の離れた弟が、大学の推薦試験に受かったと

嬉しそうに話してくれた。

「震災の時、津波で作物がだめになったでしょ。

だから、塩害に強い農作物を作りたいって

東北の大学の農学部を受けたんですよ。」




地震や津波で亡くなったみなさん。

被害を受けたみなさん。

さぞ無念だっただろう。つらかっただろう。

悔しかっただろう。

でもね、若い世代ががんばろうとしているよ。

近畿に住んでいる私の回りだけでも、

今、二人の若者が立ち上がろうとしている。

もちろん、まだまだ時間はかかるだろう。

だけど、絶対に前進していく。



あなたたちのこと。無駄にはしません。

私たちも、自分にできることをやっていきます。




十二月二十日  「ば」でした。

今日で年内の演奏がすべて終わりました!いえいっ!

思わず、帰り道、めったに入らない高級喫茶店で

ワッフルセットの一人打ち上げ。

(でも、食べきれなくて、そっと持って帰り

息子「た」に協力を要請・・・あっというまに解決。)

無事に乗り切れたことに感謝。

さーあ、家事に集中!