宝塚歌劇のトップスターとして君臨し、
退団してからも、得意のダンスを中心に
舞台で大活躍されていたのに、
四年前、まだ五十代の若さで亡くなられた
なつめさん。大浦みずきさん。
今、その追想展が、
ご実家で開かれています。
このことを知った時、よし、行こうと思いました。
私は、熱心なファンだったわけではありませんが
年があまり変わらないことと、
ちょうど、私が宝塚を観ていた頃に初舞台をふまれ、
本当にお若い頃から、ずっと観ていた方でも
あったわけです。
またもやいろいろの用事をくっつけて、
東京行きとなりました(はい、その用事の中に
前回のブログの、ドリータニーライブもあったわけ。
あ、もちろん仕事関係の用事もこなしましたよ!)
ご実家は、東京郊外の住宅街。
駅から伸びる商店街をまっすぐに通り抜ける。
小学生のなつめさんは、きっと
バレエのレッスンバッグを抱えて、
あの長い足で、駅に向かってまっすぐに
走っておられたのでしょうね。
そして、なつめさんのご実家には、
スタッフの方とお姉さま(なつめさんの生涯を描いた
「赤毛のなっちゅん」の作者でもあられます。
なつめさんも文章がうまかったけれど、
お姉さまもお上手。やはりお父様の阪田寛夫さんの
血筋だろうか)が、本当にていねいに、
展示品について説明してくださるのでした。
おうちでの展示は、本当に大変だったでしょう。
でも、訪れる立場としては、とても幸せな時間。
流れるなつめさんのビデオや写真を観ていて、
昔、お仕事でごいっしょした振付の先生のことを
思い出しました。
なつめさんと何度もお仕事をされたという先生は
なにかというと
「なつめさんはすごいよ。こちらが考えていることを
すぐに適格に表現してくれる。
あんな見事な人はいないよ。」と語っておられました。
ああ、時は流れるね。
思い出は大切にして、今を生きないとね。
それが生き残っているものの仕事だよね。
おりから台風が関東に近づいていて、
帰り道は小雨。
なのに、商店街は一年に一度の夏祭りとかで
お祭りの用意とアナウンス。
ゆかた姿の小さななつめさんが
友だちといっしょに通り過ぎたような気がして、
思わず立ち止まって、振り返ったのでした。
八月十二日 「ば」でした。
追想展は、十一月まで開かれています。
くわしくはHPをごらんください。
もう一度ゆっくり行きたい・・って、
帰ったばっかりじゃん!