誰にでも、「一年で一番忙しい日」があります。

主婦ならおおみそか、とかお盆、とか。

会社員なら、年度末、とか決算日、とか。

学生なら試験前、とか。

先生なら成績提出前、とか。

ま、大体予想はつく。

私の場合、直前まで予想がつきません。

はい、昨日が「一年で一番忙しい日」であることを

知ったのは、ほんの数日前でした。



A地区夏祭りのコーラス指揮、午後。

B地区夏祭りの吹奏楽指揮、夜。

A地区はかなり以前から決まっていたのですが

B地区は直前になって、話が入ったのでした。



まず、二つかけもち、というのが忙しい。

場所の移動もあります。

事前の練習でも、二か所を走らないといけない。

内容が違う、というのも大変です。

そして、一番大変なのは「両方への不義理」

A地区の準備は手伝うことができますが、

あとかたづけはできない。

B地区のあとかたづけはできますが、

準備はできない。

つまり、私、両方に事情を話して、

両方に頭を下げてすごすのです。

これは、しんどい。



しかも、昨日はずっと小雨。

A地区はもともと室内の予定が多かったので、

外での演奏が一つ取りやめになったくらいで

なんとか無事に終了しました。

ところがB地区はまったくの野外。屋根なし。

吹奏楽、ということは、楽器。

中には木管楽器のように、ぬれるとだめなものも。

思わずおそるおそる主催者に聞く。

あのう、雨でもやるんですか?

主催者きっぱりと、「はい、中止にはしません。」

ひいいー・・・

結局、地域の先生方がビニール袋を持ってきて、

木管楽器はビニールをかぶせ、

雨の中、立ったままでの演奏となりました。

楽器は無事でも、私も演奏者もびしょぬれ。

終了後、知り合いの市会議員さんに会う。

「いやあ、B地区は決行したのねー。

C地区は中止だって。」



いいかげんにしてくれB地区!



あとかたづけをして帰宅すると胃が痛い。

ああ、こんなことから夏バテははじまるのね。

「一年で一番忙しい日」は、文字通り、

いや、それ以上のバタバタで幕を閉じたのでした。



寝よっと。




八月三日  「ば」でした。

ところで、今日は昨日よりひどい雨。

B地区は今日もお祭りです。

今日も(私は関係ないけど)、吹奏楽演奏あり。

いったいどうなったのだろう。

「昨日の団体は、ビニールかぶせて演奏したから

あなたたちもがんばって。」なんて言われてたら

かわいそうだなあ。