私の住む地域の中学校は、
この時期、合唱コンクールという行事があります。
各クラス対抗で合唱を競い合うというもので、
学年ごとに課題曲が決められ、
クラスごとに課題曲と自由曲を歌う。
で、音楽の先生や校長先生を中心に審査。
一般公開されるので、父兄や地域の人たちも聴く。
自分の息子が出ていたころは行っていましたが、
卒業すると、さすがに遠ざかる。
今回、クラブ活動指導にかかわったご縁で、
数年ぶりにのぞいてきました。
父兄って、本当に熱心です。
半数ほどは椅子に座りません(三時間近く!)
ビデオや写真撮影のため、立っているのです。
そのカメラも、デジカメ全盛の現代に、
おお、よくも扱えるな、その望遠レンズつきカメラ!
プロ仕様じゃないかそれ?という代物を抱えた主婦。
カメラマンかと思えるほどの激写ぶり。
・・・いや、聴いてやれよ。
息子が出演していた頃、映像に残す、なんてことは
まったく考えず、聴く法に集中していた私には
ちょっと理解できません。ま、職業柄でもあるけどね。
私が個人的に受けたのは、同じカメラマンでも
プロの写真屋のおじさん。
卒業アルバムなどに載せるため、
写真館の人が入っているのですが、
この人、いっしょに歌いながら写真を撮っていました!
三年の課題曲は、代々同じ「大地讃頌」という合唱曲。
きっと、何年も聴いていて覚えたのでしょう。
「ははなーるうパシャだいちーのおパシャ・・」
(この曲知ってる人にしかわからんわなあ)
ちょっとかっこよかったです。
全部終わると、学年ごとに課題曲を歌う「学年合唱」
さすがに百人単位の合唱は迫力がある。
この子たち一人ひとりに人生があり、感情があり
それぞれの生き様がある。
おばさんは(あ、私のことね)、ちょっとしんみり。
特に三年生は、この後受験があり、卒業がある。
もうこのメンバーで会うことなんてない。
合唱っていいですね。
勝敗は聞かずに学校を出る。
寒い毎日だけど、梅のつぼみがふくらんできた。
卒業式は、晴れたらいいね。暖かかったらいいね。
二月二十八日 「ば」でした。
まどみちおさんが亡くなられたそうです。
私、童謡の中で、「ぞうさん」が一番好きです。
特に、お母さんになってから、あの
「そうよ、かあさんも長いのよ。」と、二番の
「あのね、かあさんが好きなのよ。」を聴くと、
なんだかいじらしくて泣けてきます。
團さんの曲も、本当にぞうさんっぽくって素敵。
楽しませてくださって、ありがとうございました。