この大寒波のさなかになんちゅータイトル!と
言われそうですが、歌の話です。
中田喜直さん作曲の「小さい秋みつけた」
大好きです。なんてきれいな曲なんだろう!
夏の終わりの、あのちょっとした寂しさが
見事に表現されている。
子供のための歌ですが、幼いわけではなく
サトウハチローさんの詩も、少し悲しくてすてき。
そして、ピアノ伴奏の美しいことったら!
私、全部暗譜で弾けます。
あまりにきれいなので、一生懸命練習した結果
完璧に覚えてしまいました。
さて、今回の東京行き、
あまり時間がなかったのですが、一か所
どうしても行っておきたいところがありました。
この「小さい秋みつけた」の三番に出てくる
ハゼの木が移植された公園です。
サトウハチローさんの妹で作家の佐藤愛子さんが
数年前に書かれた「血脈」という本は、
佐藤家一族の、何代にもわたる「荒ぶる血」を描いた
大作ですが(ハードカバーの太い本三巻。読むのに
本当に時間がかかりました・・)
それによると、子供のための作品を書いていた
頃のサトウハチローさんは、本当に忙しくて
自宅ですごい勢いで執筆されていたのだとか。
当時のサトウさんのお宅は、東京の下町。
書斎の窓からは、大きなハゼの木が見える。
のちになって、「小さい秋みつけた、のハゼの木」を
みなさんに見てもらおう、ということになって
メトロ後楽園駅近くの公園に移植した、という記事。
数年前に見て、ちゃんんとメモしておいたのです。
たまたま、宿泊したホテルから、歩いて15分ほど。
わくわく。
ただ、着いてみて初めて気づく。
今は冬なんですよねー。
「赤くて入日色」のハゼの葉はすべて散って
枝をしっかりのばす、大木があるのみ。残念。
んー、秋にもう一度来たいけど、無理だろうな。
横にはもう一本、幸田文さんの「ハンカチの木」も
移植されていました。これも大木。
幸田さんのお嬢さん、青木玉さんファンの私には
ちょっと嬉しいことでしたが、やはり枝だけ。
赤い入日色の葉の木と、ハンカチのような白い花の木
二つが盛りの風景。
想像して、ほわっとする今日この頃です。
二月十一日 「ば」でした。
よりにもよって、こんな寒い日に、
暖房のないめちゃめちゃ寒い学校で練習。
私は手伝いですが、そのあといつまでたっても
体の冷えがとれず、本当につらかった。
で、家に帰ると、テレビがオリンピック一色。
思わず一家で、「アニマルプラネット」を
ぽかーんと観てしまった夕食時。
非国民と呼びたきゃ呼べえ!