映画、「あなたへ」観てきました。
「た」が試写会を当ててくれたのです。
まだ公開されていない映画なので
あまりくわしいことも書けませんが、
終わった時の感想は、
「田中裕子さんうまい!」の一言につきました。
だってねー、表情一つで全部表現してしまうの!
田中さんが入院してて、夫の高倉健さんが
「早く元気になって帰ってきてよ」と
いうシーンがあるのですが、
その言葉にふっと笑う彼女の表情で
あ、もうこの人、自分が帰れないって知ってる。
しかも、夫のことを「大丈夫かな」と
心配してる・・・というのが
すべてわかってしまうのです。
いやあ、すごいぞ。
彼女が歌うシーンがあるのですが、
これも泣ける。
いや、悲しい歌ではないのです。
なのに、彼女が歌うと、心に響く。
そういえば、久世光彦さんの本で、昔、
「田中裕子が、「19の春」を歌うと泣ける」と
書いてはったっけ。
「19の春」は、本当に哀しい歌だから、
本当にそうだろうな。
高倉健さんは、田中裕子さんのような
めだちかたはしません。でもかっこいいし
なんだかかわいい。
田中裕子さんが、風鈴にいっしょうけんめい
息をふきかけて、音色を楽しむシーンで
家の中にいる高倉健さんが
「いい音!」って声をかけます。
その言い方、声の高さ(妙に高い)
この奥さんのことを、本当にかわいいと
思っているのが見えて、
主人公の性格がいっぺんにわかる。
高倉健さん、やはりただものではないですね。
あと、風景があまりによいので、
旅に出たくなります。
私、この映画を観て以来、「海へ行きたい!」
と言い続けて、家族に嫌われております。
そう、私、「駅」好きだったな。
いしだあゆみさん、倍賞千恵子さん、すごかった。
「あ・うん」や、「夜叉」も観たくなったな。
八月二十一日 「ば」でした。
しかし、高倉健さんって、
普段どこでなにをしているんだろう?
あの身体は、かなり鍛えたものだと思うけど
どこでトレーニングしてるんだろう?
・・・ま、知らない方がすてき かな。