南太平洋


以前ご紹介した「サウンドオブミュージック」や

「回転木馬」と同じ、

ロジャースANDハマースタインの作品です。

この三つが、三大作品なのだそうな。


ただ、この作品、

第二次世界大戦中が舞台で、

アメリカが日本軍と戦うために

南の島で作戦を立てている・・というのが

舞台設定なのです。

もちろん、事実に即しているので、

対日本軍へのセリフが出てくると、

日本人としては、心痛むものがあります。

だから、あまり上演されないのかも。


・魅惑の宵

(原題、some enchanted eveninng)

・バリハイ

・ハッピートーク

この三曲は、ご存じの方も多いでしょう。

メロディーは、いまだにいろいろなところで

流れています。

・魅惑の宵 はオペラの方も歌うので、

よく伴奏しました。


好きなのは、

・あの人のことを洗い流そう

(原題、i am gonna wash that man

out-a my hair)と

・すてきなあの人に恋してる

(i am in love with a wonderful guy)

の二曲。

ヒロインのネリーは、島の従軍看護婦で

島の男性エミールに好意を抱くのですが、

やはり、やめておこう!と

シャンプーしながら歌います。

これが、シャンプーのリズムにあって、

すごくかわいいのですよ!


それなのに、エミールに逢うと

気分が変わる。いかにも若い女の子。

そこで歌われるのが、ワンダフルガイ。

この歌、サビの部分で、

love iam in が、四回繰り返されます。

(三拍子で、メロディーはシドド。つまり、

シドドシドドシドドシドド・・となります)

ここ、日本語訳が、「とてもとても・・」です。

多分、東宝の音楽監督だった滝康太郎先生の

訳だと思うのですが(未確認です・・)

すばらしい訳だと思います。というのは、

ラストでこの部分、なんと16回の繰り返しと

なるのです!

「私は恋をした。とてもとてもとてもとても・・

すてきな人に!」

この「とても」16回、伴奏の和音が

どんどん変わっていくのです。

初めて見た時は、♯や♭だらけの楽譜に

びっくりしました。でも、この「とても」16回で

曲は「とても」盛り上がるのです。

本当に、「とても」やりがいのある曲でした。

・・・しつこいね。


十月一日 「ば」でした。

今年が四分の三終わってしまった・・