以前教えていたSちゃんは、幼稚園の頃から、

ひとりで電車通学をしていたそうです。

「えらいねえ、大変だったでしょう?」

私の問いかけに、彼女はまじめな顔で、

「大変だったのは、他の乗客のひとたちです。

どんなに回りに迷惑をかけていたか、

気をつかってもらっていたか、

大きくなってから、しみじみそう思いました。」


昨日、久々に昼二時代の電車に乗って、

Sちゃんのこの言葉を思い出しました。

この沿線、私立の小学校が多いのです。

低学年の生徒たちで電車はいっぱい。

うるさい。いたずらする。走り回る。


そりゃそうだよね、この年頃だもの。

集団になれば、騒ぎたくなるのもわかる。

でも、公共の乗り物なんだけどね。


あまりに目に余る時は注意しますが、

基本、なにも言わないことにしています。

ある意味、子供らしいし。

ただ、親が近くにいるのに注意しない時は、

親にわからせるようにはします。

昨日も、券売機を小学生がふさいでいるのに、

横にいる母親たちはおしゃべりに夢中。

大声で言いました。

「ごめんね、どいてくれるかな。」


いつか、Sちゃんみたいに

「あの頃は、もうしわけなかったな」と

思うようになってくれるかな。

思ってくれないと、困るよな。


そして、なにも気づかない母親たちは、

もう、救いようがないのかな。



二月十八日 「ば」でした。

インフルエンザやら、いやごとやらで、

うつうつしている間に、

受験生の生徒さんたちは、次々に、

合格を決めてきました。えらい!

そろそろ元気にならないとっ!