クラリネットの内山洋先生の訃報を、

新聞で知りました。

まだ60代。残念です。


吹奏楽の指導をしていたことがあります。

学生時代に経験はあるけれど、

ずっと続けていたわけではない吹奏楽。

勉強のために、あちこちの講習会を受けて、

そこで、内山先生のレッスンを聴講しました。

数年前のことです。


受講生は、一時間半のレッスンの間、

ほとんどB(シのフラット)とF(ファ)しか

吹かせてもらえない。

それなのに、私たち聴講生が声をあげるほど

音がどんどんよくなっていく。

安定してきた音が、音階練習で崩れてくると、

先生はまた、BとFの練習にもどす。


「むずかしい練習なんて、後からできる。

まず、基礎ができていないといけない。」

「音は、身体に共鳴させて出すものだ。」

「できなくなったら、はじめにもどって、

一からやりなおせばいい。」


おっしゃる言葉は、クラリネットだけでなく、

すべての音楽、いや、人生に通じるもので、

今もふと思い出しては、

自分のいましめにしたりします。


ほんの一度しか、受講できなかったけれど、

とてもすてきな講習でした。

ありがとうございました。



それにしても、

この講習会でお目にかかった先生が、

昨年、お二人も亡くなられています。

京都洛南高校の宮本先生と、

福島県の北野先生。

このお二人も、まだ60代、40代のお若さ。


元気でいたいなあ。みんな。



1月11日 「ば」でした。

小さい頃の「た」とよく遊んだ公園が、

駐車場になるということを知って、

少々ショックを受けています。


今日も寒い夜ですね。