秩父グルメの旅。
秩父地方には「小昼飯(こぢゅうはん)」と呼ばれる食文化があります。
養蚕や林業が盛んだった頃、料理に手がかけられず食事をする時間も多くありませんでした。
そこで時間をかけずに簡単な食材で、かつエネルギーを手軽に補給できる食事が生まれました。
それが小昼飯です。
つまり、秩父の先人たちが創り出した郷土食ですな。
(o^-')b
では、腹も減ったので参ろうか!
まずは、コチラ。
埼玉県秩父市宮側町17-3
TEL:0494-22-4147
営業時間:11:30~15:00、17:00~20:00
水曜定休
西武秩父線「西武秩父」駅から徒歩15分
明治30年創業の老舗蕎麦屋です。
囲炉裏も囲める落ち着いた店内。
ここで秩父名物のわらじ丼をいただきます。
わらじ丼(800円)
もう丼いっぱいのわらじカツ。
お肉も柔らかく、食べ応えあります。
麺つゆとソースを絡めた特製の甘辛ソースが美味。
ちょっとご飯が少なかったかな。
周りを見ると自分以外みんな蕎麦を注文しています。
そっか、ここは老舗の蕎麦屋だもんね。
じゃあ、僕も蕎麦を食べよう!
追加オーダーで、せいろそば一丁!
ヽ(`Д´)
せいろそば(600円)
わあ、蕎麦だぁ!
先ほどの油もの(わらじかつ)のお口直しにちゅるちゅるっと胃に入っていきます。
美味しいですが、味は普通です。
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秩父散策で疲れたらほっと一息、コッペパンはいかがでしょうか?
埼玉県秩父市宮側町20-17
TEL:0494-22-4326
営業時間:8:00~19:00
水曜定休
秩父鉄道秩父駅より徒歩5分
超レトロなノスタルジーあふれるお店です。
ここはテレビや雑誌でも紹介される有名なコッペパンのお店なんです。
お店のショーウィンドウ。
見て下さい、この良心的なお値段!
コッペパンが90円!
ご夫婦で経営されているようです。
何がオススメですか?
「どれもオススメだよ」
すいません、そうですよね。
でわ、おいしそうなあんバターください!
「あいよ! ちょっと待ってな」
気さくなお父さんが笑顔で接客。
気持ちがいいです。
あんバター(140円)
うっ、うまい。。。
具はバターを塗ってたっぷりのアンコ、それだけ。
シンプルだけど、こんなにもうまいのかコッペパンって。
コッペパンの表面が香ばしくて、パンそのものにもうまみがある。
そのまま食べても美味しそうだ。
素朴で何本食べても飽きない味です。
:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
「どこから来たんだい?」
東京です。
「写真が好きなの? じゃあ、これあげるよ」
いただいたのは松本製パンお父さんお手製の名刺。
そこには花火をバックにした夜祭の屋台の写真が。
よく撮れてますね~
「だろ?」
ブログやってるのでお店紹介しときますよ。
「よろしく頼むよ!」
嬉しそうなお父さん。
旅先でのこういった会話が嬉しい。
「また来てよ!」
はい、来年もまた来ます!
コッペパンもさることながら、お父さんの気さくな人柄もお店が愛される理由の一つなんだろうなぁ。
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晩飯は前から気になってたお寿司。
道の駅ちちぶで見つけました。
イワナの寿司だよ!
岩魚すし(980円)
透き通るような光沢の白身の岩魚に白板昆布がのってます。
あっさりとした味わいは、富山の名物ますのすしに似てるかな。
赤酢を使ったシャリと岩魚の身が相性いいです。
醤油をつけずに、そのまま食べると岩魚本来の味がして美味です。
こちらの岩魚すしはみな寿し さんが製造しています。
同じく、道の駅ちちぶにて。
小昼飯の代表格、たらし焼き(100円)です。
お好み焼きの具なしの生地に味噌を練りこんだ素朴なおいしさ。
そして、お土産は名物ちちぶ餅を。
以上、ちちぶ小昼飯グルメでした。
('-^*)/