■隣人はあなたの過去とつながっているかもしれない。
7月に他の営業所に栄転した、前のボスから電話だ。
「君は、もとA社にいた■■常務と知り合いだって言ってたよね…。」
「あ…。A社の■■常務ですか!!!確かに、A社は私が新宿営業所でお世話になった会社です。
常務にはお世話になりました。」
TWO-FACEが会長を務める、あのA社を、、、、
忘れるハズがない!
(約3年前の記事ご参照)
http://ameblo.jp/batmobile2525-2/archive-200601.html
3年前に遡るが、
A社との交渉で、僕は死ぬ思いをした。
A社の会長 TWO-FACEは、恐ろしいほど傲慢で、そして、仁義に寛容な、
二面性を持つ財界の大物、まさしく「怪物」だった!
そして、その怪物と我々との債権回収を巡るトラブルの円満な解決に、
この■■常務は、一役も二役も買ってくれた、ウチの味方だった。
「今日その■■さんと会って、君の話題になったら、懐かしそうにしてたょ。」
「はい!私の方が大変お世話になりました。特にA社の手掛けた環境プロジェクトの件で…。」
僕の横の席で、電話のやりとりを聞いていた、今の局長が、、、ピクッ!となって、こちらを向いた。
前のボスは一方的に
「今、■■さんは、ウチの営業所と取引のある会社の社長をしていらっしゃる。
私と君と、三人で飲みたいとおっしゃっていた。そのうち声をかけるからな。」
と言って電話を切った。
忌まわしいTWO-FACEとの対決…。
すっかり忘れていたのに、嫌な記憶が蘇る。
世話にはなったが、正直言って、■■氏に会うのは、いささか気が引けた。。。
そこに、今まで隣の席で電話を聞いていた今の局長が、目を細めてこう言った。
「あぁ!そうか!君か~!!!
君は、あの環境プロジェクトを担当していた新宿営業所の、君か!!!!
…僕は当時、本部の調査部の次長をしていて、
あのプロジェクトは絶対に失敗すると、反対していたんだ。
前に君のことを、どこかで会った顔だなと思ったら、
あのプラント工場の竣工式で僕は君を見ているからだ。
そうか、あのときの、あの君か…。」
僕も、思い出した。
本部の調査部は、このプロジェクトに大反対をして、
酷評を審査部に提出し、審査部がこれに敏感に反応した結果、
支援差し止めの指示が出た。
僕がいた、当時の新宿営業所では、この環境プロジェクトの追加支援が、、
最終的には、この環境プロジェクトは、大赤字を出した。
さらに追い討ちをかけるようにウチの営業所の支援打ち切りが引き金を引いて、破綻。
民事再生法の適用申請をした。
当時の新聞各紙は「政府のお墨付きの環境プロジェクト破綻」として騒ぎ立てた。
局長、あの時、あなたは正しかった。
僕は、巨額の貸倒損失を出すという大失態をし、
そこからの二年間、新宿営業所で、地獄の債権回収交渉を、
A社と、いや、あのA社会長である怪物との間でする羽目になった。。。
思い出したょ。
あなたは確かに、反対派として、あのプロジェクトの竣工式に来ていた。
奇妙な縁だ。
目に見えない線で、
前のボスと、■■常務と、そして今の局長と、、、そして僕はつながった。
あのプロジェクトに関しては、僕と今の局長は敵同士。
人事部は、偶然同じ大学の先輩と後輩を采配してしまった、、、程度に思っていたが、
実際は違うのかもしれない。
意図して、過去の因縁を蒸し返すような、呉越同舟を愉しんでいる気がする。
これは、3年前に大失態をした、
僕への罰だ。




