昨日やっとやっとやっとボブ・ディランの若き日を描いた映画「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」を観てきました。

これまで寝過ごし2回、ボヤボヤ1回で3回ほど見逃して来ました。チケットを買っていなかったので損はしてません。それに昨日は水曜日だったので安く観られました。得したお金でコーヒー買いました。


既存の概念と戦い続けたディランのように戦う姫


映画の話しの前にボブ・ディランの僕なりの評を聞いて下さい。


当然ながら僕がロックを聴き始めた頃にはディランは既にスーパースターも言うより、神の領域にいました。チャート上位に来るような曲をよく聴いていたので、すぐに聴く事はありませんでした。

でも、ライク・ア・ローリング・ストーンや風に吹かれて、天国への扉、等は当然ラジオで聴いて知ってました。しかし、チャートに上がって来る曲とハードで暗い、うるさいものが好きなって来たのでディランを本格的に聴くのはかなり後になりました。


そんな僕の昨日映画観た後のひとり総選挙


3位

はげしい雨が降る

A Hard Rain's a-Gonna Fall


サビのIt's a hardを連呼して盛り上がる所が心に響きます。なので好きなんです。



2位

やせっぽちのバラッド

Ballad of a Thin Man


これは初めて聴いてむちゃくちゃ気に入った曲です。とにかく暗くてディランの声が余計に響きます。



1位

ハリケーン

Hurricane

ヴァイオリンが印象的でゲストとのハモりもいいんです。



チャンピオン

ライク・ア・ローリング・ストーン

Like a Rolling Stone


映画観ちゃったらこれが今は一番です。

何度聴いても最初のオルガンの所から心を掴まれます。ディランの声がよっぽど嫌いじゃなければ誰でもいい曲だと思うはずです。



いつかディランも聴こう、聴こうとは思っていても、何かタイミングがないとこれだけ沢山の作品があると何をいつ聴けばいいの?

みなさんもそう思うでしょう。

僕も代表曲は知っていても、まあ今度でいいかと別のCDを買ってました。

そんな僕が買うきっかけになったのは、

中古CDをバカみたいにチェックするようになった頃やたらと高いディランのCDがありました。



追憶のハイウェイ61 Highway 61 Revisited


ライク・ア・ローリング・ストーン

やせっぽちのバラッド

追憶のハイウェイ61

廃墟の街 Desolation Row

などが入っている最高傑作にあげる人も多いでしょう。これの紙ジャケットが5000円以上してました。他にも高いのがチラホラ。その時は既に紙ジャケットで色んなバンドのCDを買い漁っていた僕にチャンスが来ました。

そんなディランの紙ジャケットがまとめて再発されるとのニュース、ブートレッグシリーズも発売されるとなれば、ここで買わないといつ買うの?

と言う感じで数ヶ月でほとんどのアルバムをそろえて、聴きまくりました。

何度も聴くとあの声、歌い方がクセになります。

その後、来日したのでライヴも観ました。


しかし、これがディランと僕との戦いでした。


知っている曲でも、聴いて分からないのです。

ライヴアレンジが凄まじいのです。

よく聴いて歌詞でやっと風に吹かれて、かと分かるのです。セットリストも毎日もの凄く変わるので、調べていっても法則性も無いのです。

ディラン黒帯の先輩方にすれば、それがディランなのだよとおっしゃるでしょう。

その後は修行の日々でした。


それにしても前置きが長い。

話変わりますけど、長い繋がりで、

生田斗真さん主演の

ドラマ「俺の話は長い」の続編のスペシャルドラマが3.30と4.6に放送されます。


主人公が他人事は思えない感じがありました。

仕事はしてるけど、大して親孝行もできないでいましたし、あんな年の姪っ子もいたし。

一番はやたらと理屈っぽく長く話しをする所が自分を見ている様でした。でもあそこまで人を納得させる事はできませんけど。


でもむちゃくちゃ面白かったので、もの凄く楽しみです。今、Tverで再放送が少しは見られます。

アンナ姫もみなさんも是非観てください。


それでやっとここから映画のお話し。


もう散々とうるさ型のおじさん達も大絶賛しているので、僕がくどくどと語るのもあれですけど、

素晴らしかったです。


ティモシー・シャラメ(主演ボブ・ディラン役)

僕がよく聞くTBSラジオのアフター6ジャンクションで日比アナウンサーがシャラメ、シャラメと騒いでいるので、名前と顔は知っていたのですが、出演作は全く観てません。なよっとしたイケメン俳優としか思ってなかったです。

しかし、この映画のシャラメは凄いです。

5年位かけて歌とギター、ハーモニカを練習したそうです。違和感全く無し、それよりも歌声を聴いた瞬間ゾクッゾクっとしました。

その他のシーンを含めてもティモシー・シャラメ素晴らしい。

シャラメさん今までごめんなさい。って感じです。

アカデミー主演男優賞はこっちだろって思いました。

もう一人凄かった人、当時の恋人でもあり、売れっ子フォークシンガーのジョーン・バエズ役の

モニカ・バルバロさん。シカゴ・ジャスティスで観た事はあったのですが、ここまで歌が上手いとは。ジョーン・バエズと言えばディランを聴くまではジューダス・プリーストの元の歌とドナドナ位しか知りませんでした。

それをここまで素敵に演じてくれました。





この二人が上の様になるのです。俳優さんは凄いなあ。僕もこの顔のモニカさんならあー、あの弁護士さんね、と分かります。


うるさ型おじさんさんの胸がジーンとなった二人のシーンは、名曲「風に吹かれて」を作曲しているディランにバエズがそっと寄り添って...。

名場面の中の名場面です。映画館で観てください。


それとこちらも名曲「ライク・ア・ローリング・ストーン」のレコーディング風景も「アル・クーパーです」のシーンが胸熱でした。歴史を見ている感覚になりました。


ディランの憧れのウディ・ガスリー、恩人のピート・シーガー、後半けしかけるジョニー・キャッシュ等音楽界の偉人も出て来て、おーってなります。


もう一人の恋人、スーズ・ロトロとされる人も出て来て切ない演技をしてくれました。




見せ場の1965年のニューポート・フォーク・フェスティヴァルのシーンも出て来ました。

ここは歴史と違うと言っている人もいました。

まあ、映画の盛り上がりには必要かなあとは思いました。


文句しか言わない様な全ディランファンもひれ伏したこの映画是非観てください。

アンナ姫もボヘミアン・ラプソディと同じ位かそれ以上に面白いこの映画是非観てね。


今回家からバイクで25分位のところに素敵な施設があるのを知りました。


僕の好きな横浜FCを応援してくれている。


むちゃくちゃ近いのでこれからどんどん通おうと思います。


では、ディランを聴いても

STAY HEAVY!