第4話


とにかく、大枠の理由はそんなこんなで4回の転職となりました。


最初の会社は、IT系ベンチャーで、そのとき20名くらいの会社に営業担当役員で入りました。メジャーなベンチャーキャピタルも投資していて、某大手商社部門から買収の話しなんかもありましたねえ。


そこで実は入社した時点ですでに、社内内紛が起こっていて、それに巻き込まれてしまったような形になっちゃいましたが、私としてはとにかく会社を存続発展させるために、キャッシュフローのチェックや、事業ドメインの整理や、いろんな資料を作成整理し、私なりの提案を出しました。


でも根幹は、その内紛がネックでしたね。私はどちら派というわけではなかったのですが、会社をうまく機能させるために最も重要なことは、プロダクトの完成だと考えていましたから、そのためには社長がその開発に専念することだと考え話しました。でもそれは反社長派に取り込まれたように思ったのでしょう。わけがわからない反発をくらいました。


そのとき、社長はキャッシュフローを稼ぎ出すために開発に専念できないという思いがあったんだと思います。つまり他の社員にまかせていては、会社のキャッシュがあぶない!!と。


でもそれでもやり方はあったんです。私はいまでも自分の出した方向性は正しかったと思っています。ちょっとやり方は配慮がたりなかったですが。う~ん反省。


でもその人のことを悪くいうつもりはまったくありません。だって自分が逆の立場で、個人債務保証で銀行から融資を引き出して、ギリギリの状況のなかにいたとしたら、そのときの自分と同じ判断ができたかどうか、、、頭ではきっとできるような気はするけど、そんなことは机上の空論と同じことです。やっぱりわかりませんというのが正解でしょう。


そして今から本当のその思いを確認するステージにたったというところでしょう。


その会社ですが、まだ会社は存続してるようですが当時の社長が一人でやっていらっしゃるようです。

残念ですねえ。


結局わずか3ヶ月で退社となりました。


つづく。