人が生きていくうえで、無くてはならないものはたくさんあるとは思いますが、
「食」で真っ先に挙げられるのが水と塩です。

人の体の60%以上が水、そして血液の90%は水です。
血液は人間には無くてはならないものですが、その血液の1%弱が塩分となっています。

血液の塩分濃度というのは非常に重要なもので、これを一定に保つことは健康を保つためには非常に重要な要素となっています。

汗をかいた時には水分補給が大切であると同時に、汗で排出された塩分補給も実は大切なことです。
スポーツドリンクに塩分が含まれているのもそういう理由です。

さて、一口に塩と言っても素材という見方、作られ方、用途でさまざまな種類があります。
日本は海で囲まれている土地柄、そして何よりも岩塩層の無い地層であるために市場のほとんどが海塩(うみじお・かいえん)というのが現状となっています。
世界的に見ると塩の産出量の約2/3が実は岩塩で、海塩だけを日常的に使っているのは非常に珍しいことなのです。

他には、岩塩が溶け出した塩湖から作る湖塩などもありますが、ほんとうに天然岩塩と呼べるのは岩塩層から塊りで産出されるものでしょう。

ヨーロッパで一般に普及している岩塩は、溶解岩塩と言って、地中深くの岩塩層に水を送り込んで塩水にし汲み上げ、それを海塩と同じようにセンゴウ(水を蒸発させる)して作られるものです。
海水から塩を作り出す方法は様々な方法があるようですが、代表的なのは天日干しで作られる塩です。
日本で普及している塩は、オーストラリアやメキシコの塩田で作られたものが多く、それを日本に持ってきてせんごうし製品化されています。原産国・産地表示を見てみると判断できます。

海水は地域により塩分濃度は違えど、その成分は変わりません。
ただし、汚染物質に関しては地域によると思われます。
現在の地球上の海水で全く汚染されていない海水は無いと言われるほど、何かしらの化学物質が溶け込んでいるのが海水です。
一時期魚の住めなくなった東京湾などは最たるものでした。
北極海?日本海?世界各地に放射能汚染の話は山のようにあります。
環境ホルモンの汚染も同様です。

ヒマラヤ岩塩は約3億8千万年前の海水からできていると言われています。
海にはシーラカンスや他の魚類が繁栄していたとされ、陸上では両生類が出現した時期とされています。
恐竜が繁栄してたのが約1億5千万年前ですからいかに古い時代か想像を超えた月日ですね。

その頃の地球は、大陸移動などの地殻変動が活発に行われている時期で、陸上の生物といえばシダ類の植物と魚類から進化したと思われる両生類が居るくらい、ヒマラヤ山脈も当然出来ていません。
海水を汚染する化学工場はもちろん、酸性雨なんていうものも無かったでしょうし、海はピュアな海水で満たされていたと想像できます。

ヒマラヤ岩塩はそんなピュアな海水から出来ています。
どのような過程で出来上がったかはここでは割愛しますが、
地殻変動で現在のヒマラヤ山系3000~4000mの標高まで押し上げられるまでに、マグマの熱や地層の圧力等さまざまなエネルギーを受け、ホワイト、ピンク、ブラック、ゴールドの岩塩が出来上がりました。
色と味の違いは、ミネラル成分の種類と成分バランスの違いから成っています。

ミネラルとは、体に必要な元素のことです。
代表的な12成分は、亜鉛・カリウム・カルシウム・クロム・セレン・鉄・銅・ナトリウム・マグネシウム・マンガン・ヨウ素・リンですが、ヒマラヤ岩塩にはそんなミネラルが微量元素も含め自然の形で含まれています。

「バスソルトなら自然塩」とおっしゃる専門家の方も多いのですが、私どもはそんな中でもヒマラヤ岩塩をお勧めします。
それはやはり、3億8千万年前の清純な海水から出来ている塩であるという理由です。
3億8千万年前の海水がバスタブの中にあるというのも、とても楽しいものだと思います。