「お年寄りにサラ湯(一番風呂)は良くない」とは昔からよく言われています。
これは、沸かしたばかりのサラ湯は肌がピリピリとするような“硬い湯”であるために刺激が強く、交感神経が強く働き、急激な血圧の上昇と心臓への負担を招くためです。

ところが一度人が入ったお湯は、人の体から溶け出した垢(脂質)や汗(ナトリウム、カリウム)によって肌触りが柔らかいお湯になり、またお湯の温度も均一化されることからやさしいお湯になります。

ですから、一番湯に入る場合は二番湯と同じような状態にするのが望ましいわけです。
そのような場合の一番簡単で効果的な方法が、自然塩を入れることです。

自然塩(100%ナチュラルの素材※1)はナトリウムはもちろん様々なミネラルが含まれていますので、お湯を柔らかくするとともに、塩の持つ温浴作用も利用することができるのです。
塩には肌に対するミネラル分の保湿作用や保温作用のほかに、殺菌作用や収斂(引き締め)作用もあり、肌の美容・健康にも貢献してくれます。

入れる量は通常のお湯の量(180リットル)で手のひら一握り50g~100g位を目安にすれば良いでしょう。お好みで調整してください。

※1:ヒマラヤ岩塩は大自然が作り出した岩塩層から掘り出した岩塩を砕いたただけの自然塩です。岩塩と呼ばれているものでも一度溶かしたものを再結晶させたものもありますので、岩塩=自然塩とは限りません。