ある日の朝── お久しぶりです私は、いま友達とでバカテスのキャラになりきってメールしてますとっても楽しいですよ ある朝の出来事───おはようじゃ。明久。あ。おはよ秀吉。明久よ。今朝は随分と早いのではないか?まだ皆は来ておらんぞい。うん。なんだか早く目が覚めちゃってね。そういえば秀吉も早いみたいだけど。ワシは部活の朝練があってのう。秀吉は演劇部だっけ?今は何の劇をしてるの?今は、片思いの女の子が男の子に告白するシーンの練習じゃ。大変だね。秀吉。そうじゃ明久。まだ皆は来ておらんし、練習に付き合ってくれんかの?いいよ。僕もやることないし。僕は何をすればいいの?ワシの相手役じゃからのう。そこに立っているだけで良いぞ。少し待っていてくれぬか?……あー、あー……。よし。いくぞい。うん。『わざわざ呼び出してごめんね…。伝えたいことがあるの……。あのね……。あたし、あなたのことが──』おはようございます。おはよう。『──あなたが好きなのっ』ピシッ…姫路、さん……美波……?まさか……木下とアキがそういう関係だったなんてね……。女の人となら兎も角……よりによって木下君とだなんて……!え?待って二人とも。どうして僕の手をロープで縛るの?ねぇ待って誤解だよ!別に秀吉に告白された訳じゃなくてその手伝いをしただけで問答無用よ!大人しくして下さい。だっ誰か!誰か助け──いやぁあああーー!……んむ?何事じゃ!?明久が縛られておるぞい!? この日から、明久は早起きをしなくなった。