はじめに
前回TDN2003で初めて本格的なラリーを経験したけど、やはりまだ正直なところ海外に行くのはまだだなって感じていた。もう一度国内で経験して、仲間からいろんなノウハウを吸収しなければ。。。
今回は1STAGEでまさに日本縦断。行程も前回の倍。Touring Rallyとはいっても今回は競技指向で走ってみよう。
準備
去年とほば同じ内容でいったが、唯一今回変えたのは、スクリーンをKLE400のものを単車屋さんで加工してもらったことだ。その訳は、DRZ400Sでパリダカに出た藤田さんのマシンを単車屋さんが手がけて、これに付いていて良さそうだったからなんだけど。。。
参戦レポート
出発の日(4月27日)
今回の出発地は長崎。長野からだと直江津港から夜10:00発の福岡行きフェリーに乗って、翌日到着した福岡で1泊してから高速で長崎というルートを予定していた。このフェリーにはエントラントらしき人は乗ってなかった。
受付・車検、ブリーフィング(4月29日)
ところが、台風接近によって航路が大幅に遅れて、フェリーは29日の早朝到着になってしまった。「まっ、1泊浮いたから良いかぁ😉」
なんて前向きに思いながら、長崎ハウステンボス近くの受付・車検場に着いた。
装備品検査でトラブル続発。というより自分のミス。非常食の総カロリー2000kcalに足りてなかった。すかさずFジーちゃんにカロリー高そうなのをもらってクリアー。
お次はヘルメットの製造年月が古い!!!
確かにレギュレーションより1年前の製造だったけど、
「去年もこれで通ったじゃない!」ってスタッフに詰め寄った。
そしたらY田さんが出てきて、今さらヘルメット買いなおすわけにもいかんし、メーカーがどうちゃらこうちゃらといろいろ説明はしてくれたが、結局は不問にしてくれた。
「ふー、助かった。でも来年は買い替えだなぁ。」
DAY-1(4月30日)長崎→岡山(815.90km)
今日はいきなり長い1日。SS-1はガレた林道で勢い良く走ったが、まだ乗れてなかったせいか、コーナー出口でハイサイドを喰らい転倒。無残にもスクリーンが砕けてしまった。 まだ先は長い。スクリーンはガムテープで補修して、慎重かつ飛ばす。そして、既に薄暗い中、クレバスだらけのSS-2が始まった。
そして、北九州からひたすら岡山まで高速。ギヤ比はそれほど上げてなかったから辛いのなんの。途中のSAではバッテリー上がり。HID付けっぱなしがどうもいかんらしい。 押しがけでなんとかゴール。もう12時30分を回ってた。ごはんを食べてチョイ整備して、シャワー浴びたら3時。
「え~っ、起床まで1時間じゃん!!!」
DAY-2(5月1日)岡山→舞鶴(470.92km)
ほとんど徹夜のまま、眠い目をこすりながら昨日のリザルトを見に行く。
【RESULT】SS-1 5位 SS-2 1位 総合2位
うわ~。目が覚めた。ってことは今日は2番手スタート?俄然やる気が出てきた。 でも、さすがに眠い。
国道を何台か一緒に走ったが、耐え切れず道の駅で寝てしまった。
SS-3は狭い林道でナビに不安ながらミス無くゴール。続いてSS-4はガレぎみの林道。結構楽しく走れた。
ところが、寝不足の代償は、SSが終わって舞鶴港に向かう山中の道路で起きた。
下りのブラインドコーナーでウトウトしてたら、急に視界に車が入ってきて、思わずリアブレーキを強く踏みすぎてしまった。
「あっ!!!」
その拍子に自分の身体は投げ出され、肩から車の前に突っ込んでいった。そのときはストロボカメラのように鮮明に今でも覚えている。
車に当たった瞬間「終わった」と。。。 ICOが潰れてしまって自分の後ろに付いて走っていたY幡さんが、直ぐに駆け寄ってくれて、バイクも路肩に移動してくれた。
相手は若い男女で運転していた男の方は不安でオロオロしていた。自分はといえば、身体はうまい具合にナンバープレートに当たって痛くも無かったが、起き上がった瞬間に転倒で挫いた左足首に強烈な痛みが走った。
折れたか?ブーツを脱いでみると大きく腫れあがってはいるが、立てないことは無い。捻挫のようだ。
「助かった。」
相手には大丈夫だと告げ、事故扱いにせずにお互い分かれた。(事故にしたらこっちはリタイヤになるし。。。) 痛みは増すばかりだったが、なんとか舞鶴港からフェリーに乗ることができた。
DAY-3(5月2日)舞鶴→小樽(フェリー船中 レストデイ)
左足の捻挫は結構な腫れで、足をついて歩くことができないくらいだった。
でもみんなに心配はかけられないし、リタイヤはしたくなかったので、ほとんど1日中2等船室の畳の上でゴロゴロしていた。痛い足を引きずってリザルトを見に行ったら、
【RESULT】SS-3 1位 SS-4 1位 総合1位
まぐれ?
DAY-4(5月3日)小樽→芦別(719.24km)
朝早くに上陸したら、5月とはいえそこは北海道。周りには残雪がちらほら。。。
途中から雨が降り出して寒いのなんの。
ブルブル震えながら今日のゴール地の芦別北日本自動車工学専門学校へ到着した。
早速、タイヤ交換だけして、暖房のガンガン入った体育館に寝袋を敷いて寝た。
DAY-5(5月4日)芦別→芦別(256.65km)
今日は朝一で専門学校内の特設会場のSSを走る。足は何とか大丈夫そうだ。
総合1位の自分がトップバッター。緊張しまくりでスタート。
オーバルコースを回ってそこから外れてダートに入るところでコーステープの張り方が曖昧に見えて大きくミスコース。復帰はできたが大きなロスタイム。
ゴールしてガックシと肩を落としていたら、次のM田さんも同じミスコースをしたらしく再スタートやり直しになった。
疲れてはいたけど「ラッキー!」って感じ。今度は無難に走りきった。
そして、その後は周辺を軽く回って、専門学校の近くの空き地でラリークロスが行われた。
このラリークロス、簡単に言うと2台づつの勝ち抜き戦で、残った数台でセミファイナル→さらに残った数台でファイナル、ここで優勝した人が1位で、3位までがタイム減算のボーナスがもらえるって言う寸法だ。
正直言ってこういうのは苦手で、案の定セミファイナルの前でフランス人エントラントとバトり、熱くなりすぎて転倒。 ジ・エンドとなった。
で、ガストンさんもH見さんとバトって顔面を怪我してリタイヤになったしまった。残念。。。
【RESULT】SS-5 4位 SS-6 6位 SS-7 5位 SS-8 2位 SS-9 10位内にも入れず
総合3位
DAY-6(5月5日)芦別→函館(568.06km)
今日も朝一から特設会場のSSを走って南下、次は千歳オフロードパークのエンデューロコースでSSが行われた。上陸した日とはうって変わって暑い。距離もそこそこあってウォッシュボードも本格的だった。
途中コーナーでオーバーランして転倒、バテバテになりながらゴールした。
最後のSSはもう真っ暗になっていた。HIDを点灯してスタートしたものの、鋭角的なコーナーでコースを見失った。でも、綺麗な満月を追いかけるようにして走って、あっという間の出来事だった。
【RESULT】SS-10 1位 SS-11 4位 SS-12 5位 総合3位
DAY-7(5月6日)函館→青森県(250.09km)
スタートして1時間位で函館港から大間行きのフェリーに乗り本州へ再上陸。
最初のSS13は一般の人が入ってしまったので急遽キャンセル。恐山で何人かと温泉に入った。
この頃はもう戦闘モードからすっかりツーリングモードになってた。
そして、SS14は下りのスピードの出る林道で、さわやかにかっ飛ばしゴール。
【RESULT】SS-14 4位 総合3位
DAY-8(5月7日)青森県→宮城県(738.74km)
朝一に海岸の砂浜でSSが開設されたが、ここで大きな凡ミス。
最初は超高速のウォッシュボードを100km以上で駆け抜けたところまでは良かったが、その後の左折箇所を通り過ぎてしまい復帰するまでタイムロス。さらに右折するところでは砂にフロントを取られて転倒。 疲れが溜まってきたか。。。。
【RESULT】SS-14 9位 総合4位
終に入賞圏内から陥落⤵
DAY-9(5月8日)宮城県→東京(439.21km)
いよいよ最終日。何とか今日まで来れたが、思った以上に身体は疲れてるみたいだった。
最後のSSは福島のクローズドされたマウンテンコース。
「3位まで上がるにはちょっとプッシュしないと。。。」
そう思いながらスタート。
ところが、下りの鋭角ターンでフロントタイヤが突き刺さり前転。胸をしこたまマップホルダーに強打してしまった。しかも自分は転げ落ちて。何とかゴールはできたものの、3位は遠のいた。
そこからは高速を使って一路東京プリンスホテルへ。 お出迎えの人たちの声援を受けながらGOOOOAL!!!
2日目のアクシデントを乗り越え、
「よくここまで来れたなぁ。」
今回のラリーで十分手ごたえを掴んだ気がした。
【最終RESULT】総合 4位 OVER38クラス 1位




